年季の入ったひどい肩こりがわずか2週間で改善した肩こり解消ストレッチを紹介しましょう。肩こり解消の秘密は静的ストレッチでなく、動的ストレッチを取り入れたことでした。さっそく肩こり解消ストレッチのやり方を詳しく紹介しましょう。
2人目の子どもで肩こりが悪化
10年以上もひどい肩こりに悩まされてきた36歳の女性がいました。ひどいときには痛みから偏頭痛になったり、聴力に影響したりするほど。とくに、2人目の子どもができてから負担が増え、肩こりがさらに悪化したといいます。
専門家に肩の筋肉の硬さを計測してもらったところ、その数値は「71」でした。これは、手の甲と硬さと同じレベルです。男性でも「60」くらいまでといいいます。それを大きく上回っているほどの肩こりだったのです。
肩の筋肉の血流量も調べてみると、その数値は「0.7ml」。平均よりもかなり少ない数値でした。
肩こり解消ストレッチで血流アップ
この女性がトライした肩こり解消ストレッチが、動的ストレッチを取り入れたもの。動的ストレッチとはいうものの、やったのは腕を肩の付け根から大きく回すことだけでした。
ストレッチ後の血流量を測定すると、数値は「6.9ml」にアップ。肩こり解消ストレッチで血流量が10倍にも増えてしまいました。本人も肩がポカポカして、少し軽くなったと話します。
この肩こり解消ストレッチを毎日、自宅で実践。2週間後には、肩が痛く手首が倒せない…などという状況がなくなりました。筋肉の硬さを測ってみると、数値は「39」と大幅に改善したいます。
肩こり解消ストレッチのやり方
肩こり解消ストレッチの具体的なやり方です。まずは肩を回すストレッチから。右手の指先を右肩にくっ付けたら、上から前に肩を回すのです。大きく回すことより、体を動かさずに肩だけを回すことを意識します。右肩を10回やったら左肩も同様に回しましょう。
次は、両手を開いて顔の横あたりに持ってきて、小さなバンザイをしてください。この状態から両腕を真上にして両手を重ねるのです。そして、また元の位置に戻します。
このストレッチは下ろしたときに、クッと下に引くのがポイント。このときひじが体の真横に来るように注意してください。痛くないくらいの範囲で10回繰り返しましょう。
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