肩甲骨ストレッチは脂肪燃焼に効果的。肩甲骨付近には脂肪を燃やす褐色脂肪細胞が存在しているからです。そこで肩甲骨ストレッチの基本となる4つの動きを紹介しましょう。朝と夜の1日2回、ひとつのストレッチにつき30秒ほど行うのがおすすめです。
肩甲骨を上下に動かすストレッチ
まずは、肩甲骨を上下に大きく動かすストレッチを10回行います。ゆったりとした呼吸とともに行えば、体が温まってくるのが実感できるはず。基礎代謝もアップします。
両足を肩幅程度に開いてつま先を軽く外側に向けたら、息を吸いながら両腕を上げ、頭の上で手のひらを合わせてください。そして、手の平を外に向けて息を吐きながら、ひじを少し後ろに引きながら下ろすのです。
左右の肩甲骨が中央に来る意識しながら、ひじを胸の位置で止めて終了。また両腕を上げて、同じ動きを10回繰り返します。
肩甲骨を上下左右に動かすストレッチ
次は肩甲骨の上下の動きに、左右の動きも加えてさらに脂肪を燃やすストレッチです。呼吸はふだんどおりに行えばOKです。
両足を肩幅より少し広めに開いてつま先を軽く外側に向けたら、上半身を少し前かがみになって、腕を伸ばしたまま手を前でクロスします。手をクロスさせたまま、上半身をおこしながら腕を頭の上に上げてください。
ここから手の平を内にしたまま腕を真横まで下ろし、肩甲骨を中央に寄せるのです。この動きを10回繰り返し。動きに慣れてきたら、足をさらに開いて深くかがんだ状態から始めると、脂肪燃焼効果がアップします。
肩甲骨を引きよせるストレッチ
次の肩甲骨を後ろへ引きよせるストレッチは、肩こりの解消にも期待できます。肩甲骨まわりへの刺激はもちろん、二の腕の引き締めにも効果アリです。
両足を肩幅より少し広めに開いてつま先を軽く外側に向けたら、両腕を正面に肩の高さまで上げて両手の人差し指を付けます。そして、肩甲骨を中央に寄せるイメージで、ゆっくりとひじを後ろに引くのです。
肩甲骨を意識しながら、ゆっくりと両手を最初の位置に戻したら終了。この動きを10回繰り返します。
肩甲骨を反らすストレッチ
最後は肩甲骨を反らすストレッチ。単純なようで、やってみると意外に難しいのが肩甲骨を反らす動きです。この刺激が、脂肪を燃やすスイッチになります。
両足を肩幅より少し広めに開いてつま先を軽く外側に向けたら、両手の手の平を額の上あたりで合わせ、指先を後方に向けてください。そして、指先を後方に向けたまま、頭の上に手を持っていくのです。
息を吐きながら、手をできるだけ頭の後方へ持っていくことで、肩甲骨を反らせます。この動きを10回繰り返してください。
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