「腹筋」はアウターマッスルもインナーマッスルも筋肉量が多いため、トレーニング効果がなかなか現れにくい一方、毎日のように高負荷をかけても効果が継続的に現れるという特徴もあります。そして何よりも、腹筋を鍛えると基礎代謝量を上げることができるので、ダイエット体質に近づいていくのです。
消費エネルギーの7割が「基礎代謝」
ダイエットの基本は、摂取エネルギーより消費エネルギーを多くすること。そして、その消費エネルギーのじつに「7割」を占めるのが「基礎代謝」です。人が生きていくために自動的に行われている活動が基礎代謝。じっとしているだけで消費するエネルギーです。
この基礎代謝量のピークは14~17歳。あとは加齢とともに減少していきます。だからこそ、人間は年齢を重ねるごとにやせにくい体になっていくのです。
基礎代謝の内訳を見てみると、エネルギー消費でもっとも多いのが筋肉で「4割」。そのほかは肝臓・腎臓・心臓で4割で、脳が2割です。つまり、基礎代謝量を上げるポイントは筋肉にあります。
インナーマッスルが基礎代謝を上げる
そして、筋肉の中でも重要になるのがインナーマッスルです。筋肉は大きくアウターマッスルとインナーマッスルに分けられますが、血液循環を促したりしているのがインナーマッスル。インナーマッスルを鍛えることが基礎代謝を上げることにつながるのです。
ところで、筋トレは「2~3日おき」や「週2~3回」のペースで行ったほうがよいというのが常識。筋トレは負荷をかけて「筋繊維の破壊」することで、より強い筋肉に修復させる超回復がおこるからです。基本的には、破壊された筋繊維が修復されるまで強い負荷はかけてはいけません。
ところが「腹筋」は、疲労や損傷からの回復速度が早いという性質があります。腹筋以外の筋トレは2~3日に一度でも腹筋運動だけは毎日行っていたりするのはよくあるトレーニングパターンです。
基礎代謝を上げるなら腹筋を鍛える
だからこそ「インナーマッスル腹筋」を徹底的に鍛えることが、この基礎代謝を上げるのに効果テキメン。すなわち、ダイエット効果も現れやすいのです。
つまり「インナーマッスル腹筋」を鍛えると、自然と基礎代謝を上げて「ダイエット体質」になっていきます。しかも、腹筋は毎日トレーニングしても大丈夫なので、よりスピーディに「ダイエット体質」に変わっていくことができるのです。
基礎代謝量を上げる秘密は「インナーマッスル腹筋」にあるということ。人とはひと味違うトレーニングで基礎代謝を上げて、ダイエット体質を目指しましょう。
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