「腹筋がないから姿勢が悪い」という鼻を聞いたことはありませんか? ただし、これは大間違い。それよりもっと大切なインナーマッスルです。姿勢を良くするならインナーマッスル強化が効果的。なかでも、骨盤周辺のインナーマッスルが重要になります。それが大腰筋と腹横筋です。
姿勢を良くするのはインナーマッスル
姿勢が悪いのは腹直筋と背筋の筋力不足…そう信じている人も多いのでは? たしかに姿勢を良くするときに意識するのは、この2つの筋肉。お腹の前面と背面に力を入れて、頭を糸で吊られるイメージで背筋を伸ばします。
ただし、それは一時的に姿勢を良くするときの話。定常的に姿勢を良くする筋肉という意味では間違っています。
姿勢を良くするなら、大切なのは骨盤とその周辺のインナーマッスルが重要です。骨盤の後ろにはハムストリングス、前には大腿四頭筋がくっ付いていて、常に骨盤を引っ張っているからです。
姿勢を良くするなら大腰筋と腹横筋
なかでも大腰筋は、背骨と大腿骨をつないでいるインナーマッスル。骨盤と大腿骨をつないでいる腸骨筋と連動して、骨盤を少し前傾した正しい位置に支える役目を果たしています。
加えて骨盤の上にある腹横筋も、姿勢を良くする重要なインナーマッスル。骨盤を最適な位置に安定させる役割を担っているのです。腹横筋はさらに、骨盤にのった背骨を支える役割も果たしています。
このように、姿勢を良くするならインナーマッスル強化が重要。なかでも大腰筋と腹横筋を鍛えることで、姿勢を良くすることができるのです。
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