腰痛改善には、背骨を支える多裂筋というインナーマッスルが重要です。多裂筋は脊椎をチェーンのようにつなぐインナーマッスル。多裂筋が機能しないと脊椎のズレが発生して、腰痛が引き起こされます。だからこそ腰痛改善にはインナーマッスルが効くのです。
背筋を鍛えても腰痛は改善しない
腰痛改善には背筋を鍛えるとよい…という話を聞いたことはありませんか? たしかに背筋は腰の近くにあって、姿勢をよくして腰痛を改善してくれそうなイメージがあります。
それが正しければ、強い背筋を持つスポーツ選手に腰痛もちは存在しないはず。しかし、多くのスポーツ選手が腰痛に悩んでいるのが実状です。
じつは背筋を鍛えても、腰痛の根本的な改善にはつながりません。それよりも大切なのは、多裂筋や腹横筋といったインナーマッスルです。
インナーマッスルを鍛えて腰痛改善
これらのインナーマッスルを鍛えることで、付着している背骨や骨盤の動きを改善。腰痛の改善や予防につながるのです。
体の中心軸になっているのは脊椎。脊椎は7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎が積み重なっています。そして、その動きを支えているのがインナーマッスルである多裂筋です。
インナーマッスルがしっかり機能することで、腰椎や骨盤は正常に働いて位置が安定。逆に、インナーマッスルが正しく機能しないと、脊椎や骨盤のズレにつながり、結果的に腰痛を引き起こすのです。
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