じっと座り続けているとインナーマッスルを含む筋肉は衰えやすいだけでなく、また座り方のクセによって筋肉が凝り固まってしまうこともあります。インナーマッスルの鍛え方の基本は正しい姿勢をキープすること。その意味で、インナーマッスルの鍛え方には凝り固まった筋肉のストレッチが効果的なのです。
インナーマッスルの鍛え方の障害
日本人は世界的に見ても座っている時間が長い民族です。このため、インナーマッスルが衰えている人が多いのが現状。しかも、骨盤を寝かせたり背中を丸めるなどの座り方のクセで、筋肉が凝り固まってしまっているケースも多く見られます。
本来は、座っているときはインナーマッスルを鍛えるチャンス。立っているときよりも重力による負荷が減ったぶん、アウターマッスルの稼働が少なくなっています。それだけインナーマッスルが働きやすいということです。
本来、インナーマッスルの鍛え方は正しい姿勢をキープするだけでも十分。座っていても正しい姿勢を続けていれば、おのずとインナーマッスルは鍛えられます。しかし、そんなインナーマッスルの鍛え方の障害となるのが凝り固まった筋肉です。
インナーマッスルの鍛え方はほぐす
このため、インナーマッスルの鍛え方には凝り固まった筋肉のストレッチが効果的。肩まわりと胸まわりをほぐすことでインナーマッスルを活性化。正しい姿勢をキープしやすくします。
肩まわりと胸まわりのストレッチは、椅子に浅く座って行います。両足を腰幅に開いてひざを90度に曲げたら上体を床と垂直に。両手を下げて手のひらを正面に向けたら準備完了です。
そして、手のひらを外側に向けるようにして腕を回しながら、左右の肩甲骨を引き寄せます。肩は下げて、首を長くするようにしながら胸を張るのです。これを10回繰り返したのちに正しい姿勢で座ることがインナーマッスルの鍛え方になります。
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