内臓脂肪を減らすなら朝食抜きは避けるようにしましょう。朝食抜きは摂取カロリーを抑えて内臓脂肪を減らす効果があるように見えますが、実際は太るケースがほとんど。食事の間隔空くと、自然と食事量が増えるだけでなく、体が勝手にそのエネルギーを内臓脂肪として溜め込もうとするからです。
内臓脂肪の増加につながる朝食抜き
人間には体内時計が備わっています。このため、朝起きたらカーテンを開けて、しっかり太陽の光を浴びることが大切。日差しを感じることで体は1日の始まりを感じて活動体勢に入ります。
そして、食事も体内時計をリセットして生活リズムを整えるために大切な役割を果たすもの。食事の回数を減らしたり、食べる時間が不規則では、体内時計が狂ってしまいます。
しかも、食事と食事の間隔が空くと体は脂肪を溜め込もうとします。これが内臓脂肪の増加につながるというわけ。これは人間の体に刻み込まれた、飢餓のリスクに備えて効率的にエネルギーをストックするメカニズムです。
内臓脂肪を減らす朝食は卵かけご飯
次にいつ食べられるかわからないと感じと、1回の食事でどん欲にエネルギーを吸収しようとするのです。このため、内臓脂肪を減らすためには規則正しい生活をすることが大切。その意味では、朝食抜きは避けなければならないのです。
内臓脂肪を減らすために摂るべき朝食は、糖質だけに偏らないように、炭水化物・タンパク質・野菜をまんべんなく摂るようにします。いわゆる旅館の朝食のような和食メニューが理想的です。
朝は時間がないという人は、卵かけご飯なら手軽に炭水化物とタンパク質を摂取できるのでおすすめ。しかも、糖質だけでないほうが吸収が遅くなるため、内臓脂肪を減らす効果も期待できます。
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