「夏太り」の原因は基礎代謝の低下にあります。夏は熱を作り出すエネルギーが最小限で済むため基礎代謝が低下。冷たいものの食べすぎで内臓が冷えることでも基礎代謝が低下します。そこで、基礎代謝を上げる夏太り解消トレーニングを紹介しましょう。
基礎代謝の低下は内臓の冷えも原因の1つ
150gのご飯1杯と100gのそうめん1人前、どちらが夏太りしやすい食べ物でしょうか? じつは「そうめん」なのです。
ご飯1杯およそ「240kcal」に対して、そうめん100gはおよそ「356kcal」。しかも、のど越しがよいのでよく噛まないでつるつると食べてしまい、満腹中枢は刺激されないことで、食べ過ぎてしまう可能性があるのです。
とはいえ夏に太るのは、そうめんだけが原因ではありません。じつは「基礎代謝の低下」が問題なのです。
夏は熱を作り出すエネルギーが最小限で済むため基礎代謝が低下するだけでなく、内臓が冷えることによる基礎代謝が下がってしまうのです。
冷たい感覚は皮膚や口の中にはありますが、飲み込んでしまったらもう感じません。このため、冷たいものは食べていないようでも結構、食べてしまいます。この内臓の機能低下も基礎代謝が低下する夏太りの原因です。
基礎代謝を上げる夏太り解消トレーニング
そんな夏太りを防ぐためには「ある筋肉」を鍛えることが重要。それがインナーマッスルの1つである「腸腰筋」なのです。
さっそく、基礎代謝を上げる夏太り解消トレーニングを紹介しましょう。まず1つめの「腸腰筋トレーニング」です。右足を前にして足を前後に開いて、両腕を体の正面に伸ばして両手を合わせます。この状態からゆっくりしゃがんでください。後ろの足が床と平行になる位置までしゃがみます。
そして、腸腰筋を意識しながら骨盤を安定させたら、体を左から左右に3回ずつひねるのです。合計6回ひねりますが、顔は正面を向いたままにしてください。
2つめの「腸腰筋トレーニング」です。仰向けに寝た状態から、上体を少し起こします。ここから左足と右手を同時に上げます。次に、足が床に着かないようにして、右足と左手を同時に上げてください。
こうして、上体と足を床に着けないまま、手足を交互に上げ下げするのです。10回繰り返したら、手足と上体を下ろしてください。この10回3セットを、朝と夜にやるのがオススメ。横になったまま歩行の動きをしているイメージです。
どちらのトレーニングにもいえることですが、お腹の中のインナーマッスルをイメージすることが大切です。ただ動かしているだけではまったく効果がありません。意識することで代謝も上がります。
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