ポリフェノールが豊富な飲み物といえば赤ワインを思い浮かべる人も多いでしょう。ただし、赤ワインのポリフェノールの量は年代によって違っています。さらに、ポリフェノールの効果も熟成度合いによって違っているのです。ポリフェノール効果が強い赤ワインを見抜く方法を紹介しましょう。
ポリフェノール効果は蓄えられない
ポリフェノールには体によい効果が期待できますが、まとめても摂っても体に蓄えられません。このため、ちょくちょくとこまめに摂るのが正解。その意味では、お茶やコーヒー、紅茶でポリフェノールを摂ることは理にかなっています。
それでは、ポリフェノールはどんな飲み物に多く含まれているのでしょうか。飲み物100gあたりのポリフェノール量ランキングを見てみると、5位がココアの62mg、4位が緑茶の115mg、3位がコーヒーの200mg、2位が抹茶の214mgです。
そして、1位が赤ワインの230mg。ポリフェノールが摂れることはよく知られていますが、ほかのドリンクに比べて含有量も多かったのです。なお、赤ワインは1日グラス2杯が適量です。
ポリフェノール効果が高い熟成ワイン
赤ワインにはいろいろな種類のポリフェノールが含まれています。なかでも、たくさん入っているのがタンニンと呼ばれるポリフェノール。タンニンは非常に強い抗酸化活性を持っています。いろいろなところで病気を防ぐ効果があるのです。
じつは、赤ワインのポリフェノールの量というのは、ブドウのできた年によって違います。いい年と呼ばれる年は、赤ワインのポリフェノールも多いというのが一般的。それ以外にも、赤ワインのポリフェノールの強さを見る方法があります。
赤ワインのポリフェノールの強さというのは、5年から10年ぐらいかけてだんだん上がってくるもの。このため、できたばかりの赤ワインよりも、5~10年熟成させたもののほうが、ポリフェノール効果が高いのです。
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