いくら腹筋運動やジョギングをしても治らないのがぽっこりお腹。ぽっこりお腹がなかなか解消しないのは、その原因がふだんの姿勢にあるからです。しかも、ぽっこりお腹の原因は大きく2タイプあります。そこで、ぽっこりお腹の原因2タイプを簡単に見分ける方法を紹介しましょう。
ぽっこりお腹の原因は猫背と反り腰
じつは、ぽっこりお腹の原因には2つのタイプがあります。それが猫背タイプと反り腰タイプです。猫背タイプは背中が前に丸まっている状態。肋骨と骨盤に圧迫された内臓が前に押し出されて、ぽっこりお腹となっています。
一方、反り腰タイプは背中が後ろに反っている状態。背骨や腰骨などに押された内臓が前に押し出されることで、ぽっこりお腹となっているのです。そして、どちらのタイプも内臓を正しい位置に戻せば、ぽっこりお腹をスッキリさせられます。
ちなみに、猫背の原因となるのは長時間のデスクワークや、椅子やソファについ浅く座ってしまう姿勢。また、スマートフォンなどを長時間操作することも原因の1つになっているのです。
ぽっこりお腹の原因を見分ける方法
一方、反り腰の原因もさまざまですが、その多くは運動不足やうつ伏せでスマートフォンなどを操作することが原因。長時間、ハイヒールを履き続けることも、反り腰の原因となります。ここ数年は反り腰の人が増加流中です。
じつは、ぽっこりお腹の原因が猫背タイプか反り腰タイプをかを簡単に見分ける方法があります。まずは壁から一歩ほど離れて立ってください。続いて、体が壁に触れるまでゆっくりと後ろに下がっていきます。
このとき、壁に最初に触れた場所がお尻だった場合、猫背タイプの可能性が大。一方、最初に触れた場所が肩だった場合、反り腰タイプの可能性が高いのです。肩とお尻が同時に触れた場合は、正しい姿勢と考えてよいでしょう。
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