お腹の肉を落とすなら基礎代謝を上げるのが近道です。15歳をピークに下がり続ける基礎代謝に比して、食べる量をあまり減らせないことが、お腹の肉が付いてくる原因。食べる量を減らさずにお腹の肉を落とすには、基礎代謝を上げるしかありません。それには、筋トレをするのがもっとも手っ取り早いのです。
お腹の肉を落とすには消費を増やす
お腹の肉を落とすポイントは、摂取エネルギーを消費エネルギーが上回ること。摂取エネルギーを変えないとすると、消費エネルギーを増やすしかありません。消費エネルギーを増やすには、基礎代謝を上げることがもっとも効率的です。
筋肉を鍛えればそのぶんエネルギーが消費されるのはもちろん、筋肉量が増加して基礎代謝がアップします。基礎代謝とは、人間が何もしなくても消費されているエネルギーのことです。
人間は寝ている間でも、心臓や胃、腸、肝臓、さらには脳などの臓器は動き続けているもの。筋肉も収縮や弛緩を繰り返しています。この基礎代謝は、私たちの1日のエネルギー消費量全体のじつに7割にも及ぶのです。
お腹の肉を落とすには筋肉を増やす
このほか、エネルギー消費には食事をするだけで消費されるエネルギー量が1割ほどあります。逆算すると、運動や仕事で消費しているエネルギーは、せいぜい2割ほどしかないのでした。
お腹の肉を落とす基礎代謝の目安となるのは筋肉量です。体を鍛え上げた筋肉質のスポーツマンと、内臓脂肪たっぷりの人とでは、スポーツマンのほうが基礎代謝が大きくなるのは当然でしょう。
お腹の肉を落とすために筋肉量を増やすには、腹筋や背筋など大きな筋肉を鍛えることが有効。スクワットも大きな筋肉が集まっている下半身を鍛えられます。効率的に基礎代謝を上げることで、気になるお腹の肉を落としていきましょう。
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