いつの間にか付いているのがお腹の脂肪。ダイエットのために朝食抜きをしているのに、なぜかお腹の脂肪が落ちないと嘆いている人も多いでしょう。じつは、お腹の脂肪の原因は、そんな食生活にもあるのです。じつは朝食抜きは、力士が実践している食生活。お腹の脂肪の原因となってしまうのでした。
お腹の脂肪に要注意なのが朝食抜き
特殊な病気でない限り、お腹の脂肪が付くのは、消費エネルギーより摂取エネルギーが多いことによってもたらされます。消費エネルギーと摂取エネルギーがバランスしていれば、余計な脂肪が体内に蓄積することはありません。
とはいえ、お腹の脂肪にはそれより大きな要因があります。それが食生活です。過食はもちろんお腹の脂肪の原因になりますが、それだけでなく「早食い・間食・夜食」などにも注意しなければなりません。
なかでも、お腹の脂肪に要注意なのが「朝食抜き」です。食べる量を減らそうと、朝食を抜く人がいますが、これは逆効果。体がエネルギーをため込もうとしてしまうため、逆に痩せにくい体質になってしまうのです。
お腹の脂肪が空腹で付きやすくなる
じつは、この体がエネルギーをため込もうとするメカニズムを利用してるのが力士。彼らは朝起きたら、朝食を食べずに稽古を開始。昼まで続く稽古で、目一杯の空腹状態にしてから、朝と昼を兼用した食事を摂るのです。
空腹状態が続くと、食事のときに大量のインスリンが分泌。食事で摂った栄養を脂肪に変えて蓄える働きがパワーアップします。空腹状態が続くことでお腹の脂肪が付きやすくなるメカニズムを利用して力士は体を大きくしているのです。
お腹の脂肪を気にするなら、食事はむしろこまめに摂ったほうが効果的。そのほうがインスリンの分泌を抑えられるため、脂肪が蓄積しにくいからです。このように、お腹の脂肪は力士と同じ朝食抜きに原因があるのでした。
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