すぐ寝れる方法と聞くと、どうしてもベッドに入る直前の行動に注目しがち。しかし、1日サイクルで人間の行動を見てみると、じつは意外な時間帯にすぐ寝れる秘密があったりします。じつは、すぐ寝れる方法は体温がもっとも高い夕方に散歩することだったのです。
すぐ寝れる方法は体温差を作ること
人間の体温を1日サイクルで見てみると、もっとも上昇するのが夕方で、もっとも下がるのが起床前です。そして、人間がすぐ寝るためには夜から朝にかけての体温の落差が必要になります。体温差が大きいほどすぐ寝れるのです。
つまり、すぐ寝れる方法とはこの体温差を作ることにあります。ところが、人間は加齢とともに夕方と起床前の体温差が減少。体温の落差が狭まることで、私たちはすぐ寝れなくなくなるのでした。
そこで、体温がもっとも高くなる夕方に体を動かすようにします。そのもっとも手軽な方法が夕方の散歩。もっとも高くなる時間帯に、さらに体温を高めるように散歩をするわけです。
寝れる方法の効果はすぐに現れない
夕方に散歩することで、結果的に寝る前の体温を上げることができます。そして、そこから体温を下げていくことで、すぐに寝れるというわけです。もちろん、体温差が広がることで睡眠の質もアップします。
なお、すぐ寝れる方法の効果はすぐには現れません。実際に効果が現れるのは2か月ほど。同じ時間帯に体を動かすことを繰り返していると、自然とその時間帯に体温が上がりやすくなっていきます。
すぐ寝れる体温差の目安は、就寝前の体温から起床後の体温の差が0.5度以上あることです。ただし、シニア世代になるとなかなかこの数字をクリアできません。すぐ寝れない人は、まずは数値がプラスになることを目指すとよいでしょう。
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