「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」というホルモンが注目されています。DHEAの役割は強力な抗酸化作用で疲労物質を除去すること。すなわち、体内のDHEA量が多いほど疲れにくいというわけです。DHEAを増やして疲労を回復する「塩ゆず」の作り方を紹介しましょう。
DHEA産生には副腎を元気にする
DHEAは副腎が作り出すホルモン。副腎が疲労しているとDHEAが分泌されません。そこで、副腎を元気にしてDHEAを増やす方法を紹介しましょう。じつは副腎を元気にするには、ビタミンCを摂ることが効果的です。
副腎はビタミンCをガソリンのように使っています。このため、ビタミンCを十分に摂ることによって、DHEAを産生するようになるのです。そして、ビタミンCを効率的に摂るおすすめ食材がゆずになります。
ゆずはビタミンCがレモンより豊富に含まれていて、柑橘類の中でもトップクラスの100g中114㎎という含有量です。そんなゆずを疲労回復に効果的に食べるなら、塩ゆずにするとよいでしょう。
DHEAを増やして疲労が回復する
塩ゆずの作り方は簡単。まずは水洗いした柚子を皮ごとみじん切りにします。ゆずの皮にはもっともビタミンCが含まれているため、丸ごと食べるのが効果的です。そして、ゆず1個に対して小さじ1杯の天然粗塩を混ぜ合わせます。
なぜゆずに天然粗塩を混ぜ合わせるかというと、副腎疲労の状態というのはナトリウムが足りなくなっているということ。ナトリウムが豊富や天然粗塩を加えることで、さらに疲労解消度がアップ。DHEAを効果的に増やせるというわけです。
最後に密封できる容器に移し替えて、冷蔵庫で1日寝かせれば完成。疲労回復フードである塩ゆずのでき上がりです。この塩ゆず大さじ1~2杯を、朝昼晩の食事に合わせて食べることで、DHEAを増やして疲労が回復するのです。
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