姿勢を良くするために重要な筋肉が脊柱起立筋と腹横筋です。とはいえ、どちらの筋肉もふだんの生活ではほとんど意識することはありません。そこで、朝イチでベッドで脊柱起立筋と腹横筋の筋トレを軽く行いましょう。それぞれの筋肉に、その日1日の姿勢を良くするための刺激を加えるのです。
姿勢を良くする脊柱起立筋群
脊柱起立筋と腹横筋は、姿勢を良くするにはとても重要です。脊柱に沿うようにして筋肉が何層にも走っている脊柱起立筋群が背骨のS字カーブを維持して、お腹をコルセットのように包む腹横筋が骨格が背骨しかない腹腔部を支えます。
また、脊柱起立筋と腹横筋は呼吸にも重要な役割を果たすもの。息を吸うときには脊柱起立筋が収縮して、息を吐ききるときには腹横筋が収縮します。だからこそ、朝イチで背中とお腹に刺激を入れておくとよいでしょう。
まず脊柱起立筋の筋トレなら、ベッドでうつ伏せの姿勢から行うバックエクステンションがおすすめ。両手は体に沿って置いて、手の平を下に向けたら準備完了です。そのままの姿勢でいったん鼻で息を吸います。
姿勢を良くする腹横筋の筋トレ
続いて、口から息を吐きながら胸から上と両足をベッドから浮かせるのです。姿勢を良くするための筋トレは、反動をつけずにゆっくり行います。これを20回繰り返してください。
次は、姿勢を良くするための腹横筋の筋トレ。ベッドに仰向けになったら両ひざを立ててくだしあ。両手は体に沿って置いておきます。ここで、いったん鼻から息を吸ってください。
そして、今度は口から息を吐きながら片足を太ももが垂直になるまで引き上げるのです。これを左右交互に20回行います。引き上げるときに息を吐くことで腹横筋が鍛えられます。
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