筋肉は疲れてくると柔軟性が低下して、可動域が小さくなる傾向があります。すると、パフォーマンスは低下してケガもしやすくなるもの。これはスポーツ選手に限らず、一般の人にも当てはまります。そこで、ふだんから柔軟性チェックを兼ねたストレッチをするのがオススメです。
柔軟性チェックで疲労度がわかる
疲労すると筋肉が硬くなって関節可動域が狭まります。これはスポーツ選手に限らず、一般人でもまったく同じです。疲れたときに体が重く、硬く感じられる経験は誰にでもあるでしょう。
そんな疲労度を見極めるのに有効なのが柔軟性チェック。疲れたなと思ったときに柔軟性を測ってみると、ふだんより低下していることがよくわかるはずです。
逆に、疲労を感じていないにもかかわらず、柔軟性が低下しているケースもあります。こういった場合は、体が休めといっているサイン。仕事量を減らしたり、睡眠時間を増やしたりして対処するのがよいでしょう。
柔軟性チェックにはストレッチ
そんな柔軟性チェックにはストレッチがピッタリ。ある程度、メニューを決めて毎日でなくとも定期的に行うようにするのです。すると、毎日の柔軟性の変化がわかるようになります。
たとえば腰痛がクセになっている人なら、股関節周辺のストレッチをいくつか組み合わせてメニューを作成。腰に疲れがたまってくると、股関節の柔軟性が低下するのがよくわかります。
ストレッチによる柔軟性チェックで、特定の筋肉が硬くなったり、伸ばすと痛く感じたり…といった危険信号を自分で察知できるようになります。ここで入念にストレッチすれば、蓄積した疲労を緩和することも可能。腰痛の再発を予防することができるのです。
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