ヒップアップを目指して筋トレをするのは悪いことではありません。しかし、筋肉の材料となるエサをしっかり摂らないと、せっかくの筋トレがムダになってしまいます。ヒップアップの筋トレと筋肉の材料の摂取はワンセット。とくに、筋肉を育てるにはアミノ酸の中でもロイシンが大切です。
ヒップアップの筋トレにロイシン
ヒップアップの筋トレは、筋肉の材料をしっかり摂らないと意味がありません。よく太らないようにと野菜中心の食事を心がける人がいます。たしかに野菜は脂肪はつきにくいですが、筋肉のエサにはなりません。
ヒップアップの筋トレでお尻の筋肉をしっかり育てるには、タンパク質が必要になります。とくに筋肉の材料となったり育てたりするには、アミノ酸の中でもロイシンが大切です。
筋サテライト細胞を育てるために必要となるのがロイシンと呼ばれる栄養素。おもに動物性たんぱく質に多く含まれています。このため、野菜中心の食生活では筋肉を育てるロイシンを十分に摂取できません。
ヒップアップの筋トレにヨーグルト
ロイシンはどんな食材に多く含まれているのでしょう? 100gあたりのロイシンの量は、プロセスチーズで2,300㎎、牛もも肉で1,600㎎、豚ロース肉で1,500㎎となっています。ただし、それぞれカロリーが339kcal、259kcal、263kcalといずれもカロリーも高めです。
いくらヒップアップの筋トレの筋肉の材料になるからといっても、全体のカロリーが崩れると肥満の原因や疲れやすい体になってしまいます。そこで、ロイシンを効率的に摂ることができるヨーグルトと卵がおすすめです。
ヒップアップの筋トレには、1日あたりヨーグルト200gと卵1個が目安になります。ヨーグルト200gはロイシン820㎎でカロリーはわずか84kcal、卵1個はロイシン500㎎でカロリーは76kcal。これを日々の食事に加えればよいのです。
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