食事の前にキャベツを食べるだけで痩せられるのがキャベツダイエット。満腹中枢を刺激する食感と、脂肪をたまりにくくする食物繊維に秘密があります。ただし、キャベツはビタミンCなどの栄養が豊富な一方で、シュウ酸と呼ばれる体によくない成分も含まれているのです。
キャベツダイエットは食感に秘密
キャベツダイエットが効果的なのは、その食感に秘密があります。キャベツのように歯ごたえのある食材だと、自然と噛む回数が増えるからです。噛む回数が増えるということは、食欲を調整する脳の満腹中枢を刺激。満腹感を感じやすくなるのです。
また、食事の前にキャベツを摂ると、食物繊維が糖の吸収を抑制。血糖値の上昇が抑えられます。すると血糖値が上昇すると分泌されるインスリンの量も減少。インスリンは脂肪の蓄積するため、結果的に脂肪が溜まりにくくなるのです。
ただし、キャベツに含まれている食物繊維は水に溶けにくい不溶性の食物繊維。便秘の人が摂りすぎてしまうと、余計にお腹が張ってツラくなる場合があります。野菜ではキャベツのほか、大豆やカボチャなどが不溶性食物繊維です。
キャベツダイエットは不溶性も摂る
このためキャベツダイエットでは、水に溶けやすい水溶性の食物繊維も合わせて摂るようにしましょう。水溶性食物繊維の多い食材には、ワカメやアボカド、りんごなどがあります。
キャベツは、なんといってもビタミンCがずば抜けて豊富。大きめの葉を2~3枚食べるだけで、1日に必要なビタミンCの量をカバーします。また、豊富に含まれるビタミンUには胃壁の粘膜を丈夫にして、胃潰瘍を予防する働きもるのです。
なお、キャベツにはシュウ酸という成分が入っているので要注意。体にあまり良い成分ではありません。じつは、キャベツを3玉くらい食べると、命を落とす可能性があるといわれています。
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