「浮き指」とは、簡単にいえば地面に足の指が着いていない状態のことです。本来、人間は10本の指を使って立っています。しかし、その指が地面に着いておらず、浮いているのが浮き指の状態です。浮き指は肩こりの原因にもなります。浮き指の簡単チェック方法とその解消法を紹介しましょう。
肩こり持ちの7割が浮き指だった
実際に肩こりに悩む人に、足の状態を調べるために透明な台の上に立ってもらうと、足の指がほとんど着いていないことがわかります。さらに、地面に着いている圧力を測定してみてみても、指がほとんど着いていないことが多いのです。
街頭で肩こり持ちの人の足の指の状態を調べてみたところ、なんと50人中38人が浮き指という結果。なんと7割以上もが浮き指だったのです。なぜ浮き指の人がこんなに多いのでしょう。
ここで自分の足が浮き指かどうかを簡単にチェックする方法を紹介しましょう。体育座りのようにひざを曲げて足を地面に着いたら、親指を持って足の甲のほうへ引っ張ってみてください。
浮き指かどうかの簡単チェック法
通常、足の指が曲がるのは60度以下。これが90度以上、指が反った人は拇指内転筋が弱って、浮き指になっている可能性が大なのです。実際、桜美林大学の調査によると、女性の8割、男性の6割が浮き指でした。
さらには、小学生の7割弱がすでに浮き指という結果も出ています。足の指を使わない現代の生活が、浮き指を増やし続けているようです。
とはいえ、女性の場合はヒールの靴を履くことも多く、なかなか足の指を意識した生活はしにくいもの。そんなときでも、週に1回でもヒールが5cm以下の靴を履くようにするだけでも効果があります。足を休める日を週に一度作るようにすることが浮き指の解消法となるのです。
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