顔というと頭蓋骨のイメージが強いため、骨だけでできているイメージがあります。しかし、人間がさまざまな表情をするのは、顔に筋肉があるからです。じつは顔にはたくさんの筋肉が存在しています。そこで、顔の筋肉が若返る「顔ひっぱり体操」のやり方を紹介しましょう。
顔の筋肉の若返りに役立つ体操
顔の筋肉には、目を閉じたり開いたりする眼輪筋や、口のまわりの口輪筋、笑いの表情を作るのに欠かせない笑筋などがあります。顔にあるとはいえ、筋肉は筋肉。顔の筋肉も使わないとどんどん衰えてしまいます。
年をとると、体の筋肉とともに顔の筋肉がたるんでくるもの。顔がたるんで口の端が垂れ下がってくると、人間の顔はだいぶ老けて見えます。逆に、口の端がキュッと上がっている顔は、実年齢より若々しい印象です。
そんな顔の筋肉の若返りに役立つのが「顔ひっぱり体操」。もともとは、顔面神経麻痺の症状改善のために考案された体操です。やり方はとても簡単ながら、顔のたるみやしわをとる効果があります。
顔の筋肉を中心から外に広げる
顔の筋肉が若返る顔ひっぱり体操は2部構成です。まずは顔のパーツを中心に寄せて、それを一気に外側に広げる体操から。顔の筋肉をぜんぶ顔の中心部に寄せてみます。そして、顔の筋肉をぜんぶ外方向に広げるのです。寄せて広げてを10回繰り返します。
続いての顔ひっぱり体操は、顔の筋肉を右上から左下、左上から右下と、対角線にひっぱるのです。ちょうど、顔の筋肉で「X」の文字を描くイメージでやるとよいでしょう。10回「X」の文字を描きます
そして、今度は反対の動き。右上から中央、左下から中央と、4方向から顔の筋肉を中心に集めるのです。4方向から中心に集める動きを1回として、10回行ってください。顔の筋肉が使われて熱を持つのがわかるはずです。
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