インナーマッスルはおもに姿勢を維持する筋肉。深層部にあるためアウターマッスルのように触れることはできません。インナーマッスルを鍛えると、姿勢が安定するだけでなく基礎代謝量もアップ。自然と痩せやすい体質になります。椅子に座ってできるインナーマッスルの鍛え方を紹介しましょう。
インナーマッスルの腹横筋の鍛え方
インナーマッスルとは、表層にあるアウターマッスルの対義語。関節を動かす役目を持つアウターマッスルに対して、姿勢や関節を安定させる役目を果たすのがインナーマッスルです。
インナーマッスルは全身に存在していますが、健康効果やダイエット効果があるとされるのは腹部のインナーマッスル。具体的には、腹横筋と呼ばれるお腹をコルセットのように包み込んでいる筋肉です。
腹横筋を鍛えると内臓下垂が解消してウエストがスッキリするだけでなく、体を動かすときに軸も安定。腰痛や肩こり解消にも効果があります。そんな腹横筋は、椅子に座ったまま鍛えることが可能。椅子に座ってできるインナーマッスルの鍛え方を紹介します。
座って行うインナーマッスルの鍛え方
まず椅子に座ったらひざを揃えます。そして、両手を両ひざの上に置いて下方向へ押すのです。ポイントは腹筋を使って下へ押すこと。押しっぱなしの状態で10秒カウントします。
いったん元の姿勢に戻ったら、揃えたひざの右に両手を当てて、右から左へとひざを押すのです。このときひざは、それに負けまいと踏ん張ります。や
はり腹筋を使って押したまま10秒カウントしてください。
元の姿勢に戻ったら、今度はひざの左に両手を当てます。同じように腹筋の力で左から右へとひざを押してください。これが椅子に座って行うインナーマッスルの鍛え方です。
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