長時間デスクワークをする人は、ずっと座っていても疲れない高機能チェアが欲しくなるもの。しかし、高機能チェアは頭が良くなる方法としてはおすすめできません。頭が良くなる方法はバランスボールに変えること。筋トレになるだけでなく、脳トレ効果で頭が良くなるのです。
イス代わりにバランスボールを使う
高機能チェアは楽な体勢をとるためのツール。正しい姿勢を維持するための筋肉をあまり使わなくなってしまいます。使わない筋肉は落ちていくもの。まるでコルセットをしたかのように、どんどん筋肉が衰えてしまうのです。
ただでさえ筋肉を使わないデスクワークです。少しでも自分の筋肉を使う機会を増やすのが正しい選択といえます。そんなときにオススメなのがバランスボール。バランスボールをイス代わりにして、30分でも1時間でも座るようにします。
ゴムでできたバランスボールは、座ると体がグラグラして不安定な状態。すると体が安定を保って動かないように、腹筋や背筋、下半身などの筋肉を総動員して、姿勢を維持しようとします。まずは筋トレ効果が期待できるのです。
頭が良くなる方法はバランスボール
さらには、バランスボールで不安定な体を支えようと筋肉が動くと、なんと小脳の働きが活発化します。小脳が活性化すると血流もアップ。結果的には、脳全体が活性化することにつながります。
すなわち、バランスボールは筋トレ効果のみならず脳トレ効果もあるというわけ。脳トレ効果によって仕事の能率がアップします。バランスボールに座ることは頭が良くなる方法といってもよいでしょう。
バランスボールが頭が良くなる方法だといっても、やり方は単にイス代わりに使うだけ。足は少し開き気味にして、骨盤を立てるようにして座ってください。背筋をしっかり伸ばさないと筋トレ効果や脳トレ効果はありません。