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脳の活性化には利き手の反対の手でお手玉をする


お手玉による脳への刺激は、さまざまな病気の治療に活用されています。なかには、お手玉を始めてわずか一週間で不眠が解消してしまった患者もいるほど。お手玉は脳の血流を増加させ、脳を活性化する効果があります。脳の活性化には利き手の反対の手でお手玉をすると効果的です。


脳の活性化には利き手の反対の手でお手玉をする


脳の活性化に反対の手でお手玉


お手玉で脳を活性化するなら、普通は利き手で投げているお手玉を反対の手で投げるようにしましょう。やっていることは単純ですが、このとき脳の中ではすごいことがおこっています。


利き手でお手玉を放ったときは脳の前頭前野は活性化しませんが、反対の手を使うと血流が増加して活性化するのです。利き手でやっていたお手玉を途中で切り替え、それを繰り返すことが、脳の活性化にとくに効果的といいます。


お手玉による脳の活性化は、さまざまな病気の治療に効果があることがわかっています。熊本県熊本市にあるクリニックでは、うつや不安障害などの治療にお手玉を使用。ポイントはやはり、利き手ではない手を重点的に使うことです。


脳の活性化のポイントは挑戦


コミュニケーションの不安から引きこもりを続けていた男性は、お手玉による脳の活性化治療を始めて一週間で半年続いていた不眠が解消。上達したら難易度を上げていくことで、脳を活性化し続けて症状を改善する人がたくさんいるのです。


イギリスの研究グループは、玉を宙に放るジャグリングという遊びを6週間行ったときに脳にどんな変化があるかを調査しました。脳の神経細胞同士をつなぐ白質という神経線維のかたまりの増加量を比較します。


すると何もしない人と比べて、ジャグリングを練習した人は白質が6%も増加。練習を止めて4週間後も効果が持続していました。脳の神経線維が増えたということは、それだけ脳の伝達速度が速くなったということです。


脳の活性化のポイントは、難しい技に挑戦すること。海外でも認められているお手玉による脳の活性化効果をぜひ試してみましょう。


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