女の子ずわりは体の関節が柔らかい女子ならではの座り方。男子がマネしようとしてもうまくいきません。しかし、女の子ずわりはかわいらしい見ためとは違って、体にはとても危険な座り方。女の子すわりに慣れて成長してしまうと、股関節と大腿骨がねじれてしまうからです。
女の子ずわりは負担がかかっている
女の子ずわりは「割座」とも呼ばれる座り方。正座の状態からさらに両すねを外側に開いて、お尻を床にペタンつけて座ります。股関節や膝が柔らかい女子ならではの座り方といえるでしょう。
しかし、女の子ずわりは股関節の大腿骨を内側にねじって、さらに膝もねじらなければできない体勢。かなり関節や筋肉に負担がかかっています。このため、女の子ずわりに慣れて成長してしまうと体に歪みが出てしまうのです。
このままの状態で筋肉が育ってしまうと、股関節と大腿骨の角度が少しねじれてしまいます。つまり、歩きにくい体になってしまうわけです。男子受けはよいかもしれませんが、女の子ずわりはあまりおすすめはできません。
女の子ずわりは姿勢に大きな悪影響
とくに、女の子ずわりは股関節の歪みを発生させるだけに影響大。股関節の歪みは、それを受け止めている骨盤の歪みを誘発します。骨盤は背骨の受け皿となる部分のため、姿勢にも大きな悪影響を与えるわけです。
姿勢という意味では、背もたれに深く寄りかかる座り方も体によくありません。背もたれに深く寄りかかる座り方も、やはり骨盤に問題が生じます。本来であれば、2つの座骨がきちんと椅子に乗っている状態が正解です。
これで背骨をまっすぐ保つことができます。しかし、背もたれに深く寄りかかった座り方は、座骨でなく仙骨で座ることになるのです。背骨のカーブは乱れてしまい、女の子ずわり同様に姿勢に大きな悪影響を与えます。