今日の朝方、婚活パーティに参加している夢を見た。私はデキるビジネスパーソンよろしくにグレーのスリーピースを着て、紺地に白い水玉模様のネクタイを締め、銀縁の眼鏡をかけている。外見は20歳くらい若返っていた。髪も今と違ってフサフサだ。
他の男性参加者に、なぜか大泉洋と内藤剛志がいた。リアルな世界では二人ともまったく面識がないのだけれど、夢の中ではともに私の友人だった。
会場内を見渡してから、私は内藤に耳打ちをする。「ロクな男、いませんよね?」
「うむ…こりゃあ、オレら楽勝だな」と、内藤もニヤリと笑う。しかし、大泉が方眉をひそめて遠くを見つめながら、こうつぶやいた。「ダメだこりゃ…全部持ってかれるわ」
大泉の視線を追ってみると、そこには黒のスーツと白いシャツというシンプルなファッションで身を固めたモックンが立っていた……ところで目が覚めた。
モックンの強烈な残像がしばらく頭から消えず、ベッドに寝そべりながらぼーっとしていると、ふいに「日本三大ハンサム」というキーワードが浮かんできた。誰から聞いたかはおぼろげなんたが、そのヒト曰く、その「三大」は草刈正雄、神田正輝、本木雅弘こと
じつに言い得て妙なチョイスだと、あらためて感心した。仮にこれが「日本三大イケメン」だと、あきらかにニュアンスは異なってくる。吉沢亮に山﨑賢人に横浜流星……etc.イマドキの若い俳優はキレイでスッとした容姿をした子がいっぱいいるし、そのなかから3人を選ぶのはなかなかに困難であるだろう。前近代的かつ普遍的な響きのある「ハンサム」の形容に相応しいのは、やはりこの“トリオ”に尽きるのではなかろうか。
ちなみに過去、ダウンタウンの松本人志が「世界三大ハンサム」として、アラン・ドロン、ジョン・ローン、加藤剛の3人を挙げていたが、これもまた、素晴らしい人選だと唸らざるを得ない。さすが、まっちゃん! すさまじいまでの感性と才能の持ち主ではないか。
さて。次は、とあるレトロ系のミュージックバーで聞いた話である(※夢の中の話ではないw)。そのお店のマスターが「日本でもっとも歌唱力がある3人の男性ボーカリスト」として、井上陽水、山下達郎、布施明の名前を淀みなく並べていた。
またまたこれも猛烈に首肯したくなる、ぐうの音も出ない完璧な並びだと感心……を超えて感動した。布施明という少々毛色の違う“歌手”をあえて持ってくる微妙な違和感も、すごくいい。「日本三大ハンサム」だと神田正輝、「世界三大ハンサム」だと加藤剛的な役割か……? とは言え、布施明が“オチ”として扱われているのでは決してなく、きちんと納得できる“実力者”であることに変わりはない。
ただ、迂闊なことに私は、そのマスターが「日本でもっとも歌唱力がある〜」と言っていたのか、それとも「日本でもっとも美声な3人の男性ボーカリスト」だったか……をハッキリ覚えていない、忘れてしまったのだ!
もし、これが後者ならば、ここに小田和正の名が入っていない……と、声を大にして異議を申し立てたい。じゃあ