■2年前の2018年7月23日のTwitterトレンドには「#埼玉県熊谷市」がランクイン!
同日、埼玉県熊谷市で41.1℃の記録的猛暑を観測。日本国内の観測史上最高気温を5年ぶりに更新し、話題に。
また、この年は全国の21地点で各地の史上最高気温を更新。241地点で最高気温が35度以上の猛暑日になるなど、驚異的な暑さの一日となった。
今なお、連日続いた猛暑が記憶に新しいという人も多いのではないだろうか?(かくいう筆者も猛暑の中出社していたのを覚えている……。)
また気象庁は、同日夕に開いた緊急記者会見で、連日の猛暑を「命の危険がある暑さ。一つの災害と認識している」とし、熱中症など健康管理への十分な注意を呼びかけた。
ちなみにTwitter上では、「熊谷の皆さん、気を付けて」など心配の声が上がった一方、「うちも暑いです…気をつけなきゃ」「水分は取りましょうね」など熱中症の予防を呼びかける声が上がった。
■「#埼玉県熊谷市」の暑さ対策
観測史上最高気温の記録を持つ埼玉県の都市。「あついぞ!熊谷」というキャッチコピーを持ち、世界的な猛暑への対策を推進する「ヒートアイランド対策推進都市」を宣言している。
環境省をはじめ、全国約2,400の企業、行政、民間団体で組織される、熱中症予防を推進する運動「熱中症声かけプロジェクト」が主催する「ひと涼みアワード」にてトップランナー賞を4度受賞。
今も日本における暑さ対策のトップランナーとして様々な事業を進めている。
■暑さ対策の経緯
2004年
猛暑日日数28日を記録(日本一)、「あついぞ!熊谷」というキャッチコピーが誕生。
2006年
「あついぞ!熊谷」のシンボルキャラクターのデザインが決定。全国公募により名前が「あつべぇ」に。
2007年
「ヒートアイランド対策推進都市」を宣言。
2010年
暑さ対策プロジェクトチーム発足。
2012年~2016年
「ひと涼みアワード」でトップランナー賞を4度受賞
2018年
観測史上最高気温41.1Cを記録。
今年も7月下旬に差し掛かり、7月21日には全国26か所で猛暑日を記録している。
新型コロナウイルス対策でマスクが必須となっている昨今だが、他人と間隔が取れる場所ではマスクを外す、こまめに水分補給を行うなど、熱中症対策を徹底しよう!