京都人があいまい言葉を使うということはよく言われていることで、家主から「ぶぶ漬け(お茶漬け)」をすすめられたら帰宅を促されている合図だというのは有名な話です。この京都人のあいまい言葉で驚きの体験をしたというだーます(@da_masu)さんの投稿によると、
京都の会社と商談していて、「良い時計してますなぁ」と言われ、時計のスペックを語ってしまった。実は本音が「話長えよ」という嫌味だったと気づいたときのおいらの気持ち。
—だーます (@da_masu) August 8, 2019
…とのこと。みなさんは知っていましたか?これに対しネット上ではさまざまな反応が。
ワイはダメだ
気遣いでも後で理解した時、
はっきり言えよ!のモヤモヤ
が止まらない…
—SHYONA (@mY2BzcQmFV5XXDe) August 24, 2019
一方大阪だと…
「良い時計してはりますねー」
と言われたら、
「なんぼに見えます?」
って返すのが大阪のノリです笑
—Ultra Chicken (@MrChick54021865) August 24, 2019
こんばんは。横から失礼します。
関西圏の人間ですが「気づけたこと」に驚きです。
多分私でしたらマジでぶぶ漬け出させるまで延々と語ってたかと思います。
お仕事お疲れさまでした。
—ごるごむ (@konigstiger675) August 22, 2019
京都ならではの難しい表現に驚いた人が多かったようですが、京都人は心当たりがあるようで、このような投稿が目立ちました。
横から失礼します。怖がらないで下さい私生まれも育ちも京都ですが、時計の話は初めて知りました
はっきりとモノを言えない京都人、ではありますが、腹黒い訳では無く、相手の気持ちを慮るあまり遠回しになってしまうのです。
今は若い方を中心に、柔らかく本音を言うにシフトしてきていると思います
—nagonta(ナゴさんとお呼び頂いても嬉しゅうございます) (@nagonta126) August 23, 2019
私の親も生まれも育ちも京都ですがよくそんな感じで話を区切ってきます
—まみこ関西 (@kaerukuun) August 22, 2019
後はとにかく、
会話→ちょっと無言→話題を変える(時計はこの部分)→会話→ちょっと無言…のループを繰り返して、相手に「もう話題がありませんよ=解散どきですよ」と気づいてもらうようにするかもです。
それでも無理そうなら、自発的に「すんまへん、私そろそろ帰りますわ」と言います(笑)
—天花寺さやか@3巻12月発売&京都本大賞受賞! (@Tengeiji_Sayaka) August 24, 2019
そろそろ帰ってほしいというとき、ストレートに「帰ってください」とは言いづらいので、相手に気付いてもらえるよう、いったん話の腰を折る、その一例が「時計」だという話。
さらに横から失礼します(笑)
私は大阪出身ですが、婉曲表現は、京都文化というより日本古来の文化かと思います
そして仰る通り、それは相手を思いやるところからきているのかな、と…。
京都いじりはおもろいですが、リプでいくつか本気で嫌がられているのを見て、ちょっと悲しくなりました!(笑)
—青草 猫@つぎは『うったかった の日々』2/14! (@neko_aokusa) August 24, 2019
時計を褒められただけで、相手の真意に気付けるかどうかはかなりハイレベルではありますが、相手を思いやっての間接的表現や言葉を選ぶ日本人ならではの文化というのは理解できますね。