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そんな…! アイスやかき氷を食べて頭がキーンとなるのは「〇〇頭痛」というらしい




■説は複数あるが、まだ謎が残る現象!



 



まだまだ暑い今日この頃。アイスクリームやかき氷に舌鼓を打ち、少しでも涼しい気分を味わいたいと考える人も多いでしょう。



 



が、しかし! アイスクリームやかき氷を急いで食べたときに来る“アレ”、ちょっと嫌ですよね。筆者は“アレ”がかなり苦手です。



 



“アレ”とは、そう、頭がキーンとなる状態です!



 



アイスクリームやかき氷を食べたとき、頭に鋭い痛みが走ること、ありますよね? 個人差はあると思いますが、鼻筋からこめかみにかけて、キーンと刺すような鋭い頭痛が起きるのは、なぜなんでしょうか?



 



この現象は「アイスクリーム頭痛」と呼ばれているもの。そのまんまのネーミングじゃないか! …と思うかもしれませんが(笑)、これはれっきとした医学的な正式名なんだそうですよ。



 



アイスクリーム頭痛は、特に極端に冷たい食べ物を急いで食べたときや、口いっぱいに冷たい食べ物をほおばったときなどに起きやすいとのこと。数分ほどでおさまることが多いと言われていますが、キーンという頭の痛みに思わず顔をしかめてしまう人から、頭全体が脈打つような痛みに襲われるという人まで、人それぞれに差があるようです。もちろん、同じ環境で同じ食べ物を食べても、一切頭痛が起きないという人もいますしね。



 



では、アイスクリーム頭痛はどのようなメカニズムで起こるんでしょう? この現象のメカニズムには、いくつかの説があるそうです。



 



まずは、冷たい物が喉を通るとき、喉にある三叉神経が刺激されるのですが、通過する物が冷たすぎるとこの神経が「冷たい」という感覚を痛みと勘違いして、脳に伝えてしまうという説。



 



他には、冷たい物で急激に低下した口内の温度を上昇させるため、口から脳に通じる血管が拡張することで一時的な炎症が起き、痛みが発生するという説も。



 



また、これらの説が関連しあって、頭痛が発生するという可能性もあるそうです。



 



最後にアイスクリーム頭痛の予防法をお教えしておきましょう。大事なのは、とにかく口内の温度を急激に下げないようにすること。冷たい物を食べるときは少しずつ舌先で溶かすようにゆっくり食べたり、冷たい物を食べたらすぐに暖かいものを食べたりするのが、有効だと言われているそうですよ。



 



 



【関連書籍】誰にも覚えがあるヘンな感覚の正体(KAWADE夢文庫)



 




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