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エアコンの工夫次第で室内の暖かさが変わる!4つの“室内寒暖差”対策


冬のエアコン使用法を工夫することで、室内を快適に保つ方法が紹介されています。冬の部屋内の寒暖差の原因として、暖気が部屋全体に行き渡らず、断熱不良による冷気の侵入が挙げられます。効率的に活用するには、風向を60°以上の下向きに、風量を強めに設定し、床面に暖気が行きわたるようにするのがポイントです。また、サーキュレーターを併用し、部屋全体の空気を循環させることも効果的です。家具の配置にも注意を払い、熱の流れを妨げないようにします。さらに、ポリカーボネート板で窓からの冷気を防ぐと、室内の保温効果が高まります。こうした工夫をすることで、暖房器具を追加購入せずとも、快適な室内環境を実現できます。

冬らしい気候になるとの予報が出ているが、皆さんは寒さ対策は万全だろうか。

今回はエアコンの使い方を工夫するだけで室内の快適さが変わる、冬のエアコン使用術を紹介する。

室内寒暖差が発生する原因
三菱電機 霧ヶ峰PR事務局が行った調査によると、部屋の上下や屋内の場所による”室内寒暖差”に悩む人が80.5%もいることが明らかになった。

冬の部屋内の寒暖差は、エアコン暖房の暖気が部屋全体にうまく行きわたらないことや、断熱・気密性能が低いことで住宅の隙間から冷気が侵入し、あたたかい空気が出て行ってしまうことにより発生する。

また、「あたたかい空気は軽く、冷たい空気は重い」という空気の特性も関係している。

エアコンで室内寒暖差対策
やっかいな室内寒暖差だが、実はエアコンの使い方を工夫するだけで、室内がぐっと快適になる。

■風向は60°以上で「下向き」に、風量は「強め」に設定
あたたかい空気は軽く、部屋の上部に溜まりやすいため、風向は下向きに設定し、床をつたってあたたかい空気が部屋に広がるようにしよう。

また、風量が弱すぎると、温風が床付近に届く前に舞い上がってしまう。やや強めに設定するのがおすすめだ。

■サーキュレーターを併用し、部屋全体の空気を循環させる
エアコン暖房とサーキュレーターを併用すると、天井付近に溜まったあたたかい空気を部屋全体に循環させることができる。

併用する際は、サーキュレーターをエアコンの対角線上に置き、エアコンの吹き出し口に向けて風を送ろう。

サーキュレーターをエアコンの対角線上に設置できないときは、部屋の中心に置いて真上に風を送るとよい。床付近の冷たい空気を上昇させることで、部屋に空気の循環が生まれる。

■室内機の真下や、エアコン暖房のあたたかい空気があたる場所に家具を置かない
エアコンの吹き出し口の下にソファーやテレビなどの家具があると、エアコン暖房のあたたかい空気をさえぎり、部屋全体に暖気が行きわたりづらくなる。

また、あたたかい空気は軽い。家具にあたった暖気は舞い上がると、そのまま部屋の上部に溜まってしまい、部屋の天井付近と床付近で温度差が発生する。

家具の配置場所を工夫すると、それだけで室内の暖かさがぐっと変わる可能性がある。

■窓から入る冷気をシャットアウト
無断熱の窓の部屋では、窓から入る冷気の対策をすると、より室内が暖かくなる。

一番効果が高いのは、ポリカーボネート板を窓に貼る方法。簡易的な内窓をつけた状態となり、窓ガラスとポリカーボネート板の間にできる空気の層が、冷たい外気を遮断する。

ポリカーボネート板を貼ることで、熱の流出量を53%も減らせることがわかっているので効果の高い方法だ。

ポリカーボネート板は通販でも購入できる。さっそく調べてみてほしい。

今、足元が冷える部屋でも、エアコンの使い方や家具の配置を見直すだけで、室内がぐっと過ごしやすくなる。

暖房器具を買い足す前に、エアコンの使い方を見直してみよう。

(出典元の情報/画像より一部抜粋)
(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)

出典:プレスリリース
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