今回の記事第21弾では、3月5日~20日の啓蟄(けいちつ)と呼ばれる期間について、啓蟄とは生命が活発に動き始める季節であり、温かい日と寒い日が交互に訪れる「三寒四温」の頃でもあると説明。
そのため、体温調整が難しく自律神経機能が低下している人は、体調を崩しやすくなるとしている。
伊藤氏は、そんなこの時期、からだの土台を耕す意味で肩回し運動を勧めている。運動の最後には、肩甲骨をキュッキュッキュッと閉めましょうと提案。肩甲骨の間には身体を温めてくれる細胞があるため、ダイエットにも効果的だとか。
また、膝の外側下にある骨の出っ張りのすぐ下のへこみ「陽陵泉(ようりょうせん)」を啓蟄を乗りきるためのおすすめのツボとしている。陽陵泉を5~10秒程度、心地いい程度に圧迫することで、足のむくみや腰痛、ひざ痛の改善にきくそうだ。
そして最後に、心身ともに休息をとりしっかり身体を休めようと提案。1日5分でも良いので頭を空っぽにして、余計なことを考えないことが大切であるとしている。
女性限定であるこの講座では、養生の基本となる「あたためる」「ゆるめる」「補う」「ととのえる」「鍛える」といった視点から、日々を美しく健やかに過ごすための自身の取説作りを提案する。
ただし、この講座は第1回を受講した上での参加を勧めている。残念ながらそうでない場合は、まずはウェブサイト「「WACOAL BODY BOOK」にて「こころとからだの二十四節気」を読むことから始めてはいかがだろうか。
(画像はプレスリリースより)
【参考】
※プレスリリース 株式会社ワコール
http://www.news2u.net/releases/168097
※WACOAL BODY BOOK
https://www.bodybook.jp/entry/202002/24sekki-vol21.html