プロピオン酸菌は皮脂を分解し、保湿成分であるグリセリンと有機酸を作り出す。微生物を育てることで唇に潤いを与えるという、新発想のリップとなっている。
ヘルペスやカンジダ菌の繁殖による、口唇ヘルペスや口角炎の原因は、こうした常在菌バランスの乱れにあるため、プロピオン酸菌にとっての栄養成分を含んだ『微生物育成リップ』でバランスを整え、唇の潤いを守るという発想だ。
FILTOMが行ったコヤナギ氏へのインタビューの中で唇の乾燥が話題になったことをきっかけに開発が進み、試作品は宮古島やチェコ共和国、アイスランドなどで効果を確認。
その結果、過酷な環境下でも微生物を育て、唇に潤いを与えてくれる『微生物育成リップ』の商品化に成功したのだ。
唇を乾燥から守るために常在菌を育てるという、全く新しい発想の元に開発されたリップを、この冬、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
(画像はプレスリリースより)
【参考】
※株式会社FILTOMのプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/145479