starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【島根】熊野大社の不思議な神事!?亀太夫神事を徹底解説<10月14日限定ツアーあり>


現在の出雲大社と縁の深い熊野大社で執り行われる、全国でも類を見ないユニークな神事をご案内!! なぜ熊野大社でこのような神事が執り行われるのか、出雲大社との関係性など、出雲大社に参拝する前に、出雲神話にまつわる歴史を感じることのできる、熊野大社をご紹介します。

亀太夫神事とは

毎年10月15日に出雲大社宮司が参向、出雲大社で用いる神聖な火を拝戴する鑽火祭 (さんかさい) が奉仕されます。出雲大社で毎年秋に執り行われる古伝新嘗祭の際に神聖な火を熾す燧臼、燧杵は熊野大社からもらい受ける事がしきたりとなっていて、毎年、出雲大社の宮司が献上品である餅を持って受け取りに来ます。その際に応対する熊野大社の下級神官である亀太夫が、献上品である餅の出来栄えについて様々な文句を言い、最終的にしぶしぶ受け取る、という儀式があり、最後に出雲大社の宮司が慶びの舞を踊る、この一連の神事を「亀太夫神事」と言います。

出雲大社と熊野大社の関係性を表す、全国でも他に例のない珍しい神事です。

開催概要

  • 開催日:毎年10月15日 10:00~
  • 場所:熊野大社 島根県松江市八雲町熊野2451

熊野大社

松江市郊外にある熊野大社は出雲大社と共に「出雲国一の宮」とされています。つまり出雲には一之宮が二つあるのです。何故かというと、熊野大社は出雲大社ができるまでの、出雲国造(現在の出雲大社の宮司一族)の本拠地だったから。そのため、今でも出雲大社との関わりは深く、出雲大社の宮司が代替わりをする際には、熊野大社で火継式を斎行します。

地元では熊野大社の方が出雲大社よりも格が上であるとされています。

ご祭神

祭神の名は、「伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命」。やたら長くて、まるで何かの呪文のようですが、実はこれ、たった1人の神様の名前。

  • 「伊邪那伎日真名子(いざなぎのひまなご)」=父神である伊邪那伎命がかわいがった御子
  • 「加夫呂伎熊野大神(くまののおおかみ)」=熊野の地の神聖なる神
  • 「櫛御気野命(くしみけぬのみこと)」=素盞鳴尊(すさのおのみこと)の別名

ということで、素盞嗚尊のことをめいっぱい讃えた言葉なのです。

すなわち、熊野大社に祭られる熊野大神とはスサノオノミコトを指しているのです。

日本火出初之社(ひのもとひでぞめのやしろ)

熊野大社は火の発祥の神社とも言われ、日本書紀、出雲国風土記にも記載のある神社で、

当初は現在の社殿に近い熊野山(現在の天狗山)にあったとされ、元宮が残っています。

境内にある鑽火殿は熊野大社独特の社殿です。毎年の鑽火祭や、出雲大社宮司(出雲國造)がその職を受け継ぐ火継式斎行の大切な祭場になる社殿で、発火の神器である燧臼、燧杵が奉安されています。

アクセス

アクセスはあまり良くありません。運転ができるようでしたらレンタカーがお奨め。

【車】 JR 松江駅より国道432号を約30分

【バス】 JR 松江駅から一畑バス「大庭・八雲」行きで「八雲ターミナル」下車

八雲コミュニティバスに乗り換え、須谷線「熊野大社」下車すぐ

熊野大社と出雲大社を一緒に巡ろう

出雲大社と深い関係のある熊野大社、ぜひ両参りをしていただきたいと思いますが、出雲大社と熊野大社は距離的に結構離れています。

亀太夫神事もただ見学するだけでは分かりにくい神事でもあるので、ベルトラでご紹介している現地オプショナルツアーにぜひご参加ください。”神話ナビゲーター”が詳しく解説しながら、とても充実した2日間の出雲旅をお楽しみいただけますよ。

https://www.veltra.com/jp/japan/shimane/a/178798?sid=1554


VELTRA 日本を紐とく旅

余暇プランナー

「心ゆさぶる体験」の真ん中には、いつも人がいます。私たちが暮らすこの日本について、もっと知りたい、また訪れてみたい、あの人を応援したい・・・そんな想いを生み、紡いでいく出会いが旅の先には待っています。旅の未来を信じ、たった一度の出会いが次の行動につながる旅をお届けします。

【島根】熊野大社の不思議な神事!?亀太夫神事を徹底解説<10月14日限定ツアーあり>

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.