テルアビブはイスラエルの首都で、国内最大の商業都市であり、地中海に面していることからビーチリゾートとして観光客にも人気です。
今回はテルアビブの定番おすすめ観光スポットをご紹介します。また初めて行く方に向けて治安や注意点、現地での交通手段などテルアビブの基本情報も合わせてご紹介します。
こんにちは！ライターMiruです。
イスラム教、キリスト教、ユダヤ教という3つの宗教の聖地が集まるユニークな国イスラエルですが、皆さんはイスラエルの首都をご存じでしょうか。イスラエル（パレスチナ）といえば聖地のエルサレムや、ぷかぷか浮くことができる死海を思い浮かべる人も多いかと思いますが、イスラエルの首都はテルアビブです。
テルアビブは西側がすべて地中海に面しており、 ビーチリゾートとして観光客に人気の都市 です。また、中東のシリコンバレーとも呼ばれ、ITなど商業が盛んなハイテクノロジーな都市でもあります。
今回はあまりメジャーでないテルアビブについて、実際に訪れた筆者が定番おすすめ観光スポットや基本情報をお届けします。まだまだ情報も少ないので参考にしてくださいね。
基本情報
治安
イスラエルと言えばパレスチナ問題があり危険なイメージがされやすいですが、実際に訪れると想像とはかなり異なり、特に テルアビブの治安は安定 していて街中には武装した警察も多く巡回しています。
おすすめの時期と日数
おすすめの時期は目的にもよりますが、ビーチや死海など 水のアクティビティを楽しむには春～秋がおすすめ です。物価の高いイスラエルですので、旅費を抑えたい方や観光を中心に考えている方には ローシーズンである11月、1~2月が費用も安く観光客も少ないのでおすすめ です。
日数は、テルアビブは小さく見どころもそこまで多くないため サクッと観光したい方は1日のみでも十分 です。のんびり楽しむ方は1~2泊すると良いでしょう。エルサレムへも列車で1時間ですので、折角テルアビブへ来たならば他の地域も回ることをおすすめします。
現地での交通手段
鉄道・バス
イスラエルでは公共交通機関も発達していて、観光客でも利用しやすいです。テルアビブでは 大きな区間は鉄道、市内はバスが便利 です。 ベングリオン空港から市内までも鉄道一本 で10分ほどで行くことができます。(ホームもテルアビブ市内方面か、逆のエルサレム方面のみで分かりやすいです。 市内へは2番プラットフォーム から乗りましょう。）
鉄道・バスに乗るには 「Rav-kavカード」というチャージ式ICカードが必要 ですが、これさえあれば自由に乗り降りすることができます。＊カード料金：5ILS（約190円／2023年6月7日現在）しかし、このカードはどこでも手に入るわけではないので、空港に着いたら 空港前にある鉄道駅にて購入 してしまいましょう。
タクシー・配車アプリ
また、タクシーや配車アプリUberなども使えますが、物価高のテルアビブでは筆者の経験上では10分ほどの距離で3000円ほどかかってしまうので節約派にはおすすめできません。もしくは移動に不安がある場合は、テルアビブを知り尽くしている ツアーに予約 するとすべてスムーズで安心して楽しめますよ。
自転車
イスラエルは自転車率がとても高く、レンタサイクルのお店や、乗り捨て可能なシェアリングが街の至るところに見られます。鉄道やバスなど公共機関は使いたくないけれどタクシーは費用が...という方は、 自転車が自由に移動できておすすめ です。自転車以外にも電動キックボードもありますよ。
現地での通信手段
テルアビブはITの都市ですが街中には無料Wi-Fiはほとんどなく不便であるため、通信手段としてSIMカードを購入すると便利です。 空港ではどこの通信会社も少ない容量で高額 であったため、市内など街に出て購入するほうがかなりお得です。おすすめはカルメル市場の近くのこちらのお店。100GBを3000円ほどで購入できます。
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注意点
ユダヤ教国のイスラエルには「 シャバット 」と呼ばれる安息日があり、 金曜日の日没から土曜日の日没までは公共交通機関が全て運休、ショッピングモールやスーパーマーケットなどもすべて休業 になりますので、1日観光などの場合は 金・土曜日を避けたほうがスムーズに行動できます 。
おすすめ定番観光スポット
ヤッフォ旧市街（Jaffa）
テルアビブ中心南部にある旧市街ヤッフォは、オスマン帝国支配時代の建物も残る歴史ある場所です。こちらではフレアマーケット街もあり、日用品はもちろん、お土産にもぴったりの雑貨など何でも売っています。物価の高いテルアビブの中で、お財布に優しくお買い物ができますよ。
遊歩道（Tayelet）
ビーチがずらりと続く地中海沿いにあるのがテルアビブ遊歩道です。整備された道路ではウォーキングやランニング、サイクリングをする人の姿が多く見られます。ベンチも所々置いているので、休みながらテルアビブの海風を浴びるとリラックスできて気持ち良いです。
遊歩道の北端のテルアビブ港には海をバックにモニュメントもあり、記念撮影にぴったりです。
ビーチ
テルアビブ遊歩道沿いにはビーチが沢山並んでいます。どのビーチに行くか悩んだら、アクセスしやすい中心のエルサレムビーチ（Jerusalem beach）やテルアビブビーチ（Tel Aviv beach）へ行きましょう。
カルメル市場（Carmel Market）
テルアビブ観光でかかせないのがカルメル市場です。衣類やお土産はじめ、ローカルフードなどの食べ歩きもでき、歩くだけでも楽しいです。＊市場は夕方には閉まってしまうので、 日が出ているうちに訪問 するようにしましょう。
市場ではローカルフードも楽しめますが、一押しはフルーツのお店。果物はもちろんですが、フルーツジュースやスムージーが美味しく、カラフルな見た目はインスタ映え必見で食欲も増します。
おすすめレストラン「Bicicletta」
イスラエル料理は 中東料理と地中海料理を混ぜた ような、オリエンタルな味でありイタリアンのようなお洒落な見た目であることが多いです。そんなイスラエル料理を味わえる、現地の方にも観光客にも人気のレストランがこちら「 Bicicletta 」。
地中海で採れるシーフードや中東定番の豆料理であるフムスのほか、テルアビブでよく見かける ナスのフライ も絶品！また、雰囲気の良さも抜群で料理のおいしさを倍増させてくれます。カルメル市場の近くでアクセスも良いですよ。
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イスラエルの魅力を探ろう！
いかがでしたか？今回はテルアビブの定番おすすめ観光スポットや基本情報をご紹介しました。下調べばっちりにして訪れてくださいね！
https://www.veltra.com/jp/mideast/israel/?sid=1554
Miru
余暇プランナー
エジプト在住歴3年半、本業はカイロオペラハウス所属のプロバレリーナ。大阪で生まれ育った関西人です。 ロシアやアメリカに留学経験もあり、国内外旅行好き。 海外生活での体験を活かし、観光やグルメなどの記事をメインに皆様に共有できればと思っております。 よろしくお願いいたします。
