都心から近く、神奈川県内で少し足を伸ばせば、和や日本文化を感じることができる鎌倉。
秋は紅葉の季節でもあり、混雑することもしばしばあります。
しかしせっかくのお休みにちょっとでも鎌倉を満喫したい!という方のために、今回はおすすめの鎌倉の観光スポットをご紹介します。
お休みを満喫!鎌倉のおすすめ観光スポット
ゆったりとテラス席でランチするなら浄妙寺
浄妙寺は、鎌倉五山第五位の寺格を持つ臨済宗建長寺派のお寺です。
そのお寺の緩やかな坂を上っていくと、洋館の 石窯ガーデンテラス にたどり着きます。
スコットランド人のデザイナーが手掛けたおしゃれなお庭を見ながら、 ランチやアフタヌーンティーを楽しめる 場所です。
浄妙寺には喜泉庵という枯山水のお庭もあり、お寺と洋館という面白い組み合わせを楽しめます。
石窯ガーデンテラスでのおすすめは、 名前の通り石窯で焼いたパン! 毎朝お店の石窯で焼かれたパンはとってもおいしいんです。
また、お料理も鎌倉の食材を使った旬の味を楽しむことができます。
アフタヌーンティーは予約をすれば、2階の個室で楽しむこともできます。
事前の予約をおすすめしますが、人混みを避けて自然を感じながらゆっくりとお食事したいという方におすすめの場所です。
浄妙寺・石窯ガーデンテラス
- 住所:〒248-0003 鎌倉市浄明寺3-8-50
- JR鎌倉駅東口より、京急バス5番のりば「金沢八景行き」「鎌倉霊園正門前太刀洗行き」「ハイランド循環」いずれかに乗車。浄明寺バス停下車、徒歩1分。
- TEL:0467-22-8851
- 営業時間:営業時間 10:00〜17:00(お食事、お飲み物ともに L.O. 16:00)
定休日 月曜日(祝祭日の場合は翌日に振替)
https://www.ishigama.info/index.html
昔ながらのレトロな雰囲気とフルーツケーキを楽しめる喫茶吉野
喫茶吉野は、北鎌倉駅から徒歩5分程の東慶寺の横にある、40年間営業している昔ながらのレトロな喫茶店です。
瓦屋根の一軒家となっており、中はシャンデリアの優しい明かりで昭和な雰囲気が漂います。
窓側の席は森に面していて、タイミングがよければリスが歩いているのを見ることができるなど、自然も感じることができます。
サイフォンでいれているコーヒーはとっても良い香りが漂います。
お店の看板メニューは昔ながらの フルーツケーキ。 ブドウやオレンジピールなど、いくつもの種類のフルーツスパイスを効かせてあります。
お好みでホイップクリームもつけてもらえますが、このホイップも甘みが抑えめでケーキによく合います。
シンプルなメニューながら、とっても落ち着いた雰囲気でゆっくりとすごすのにぴったりです。
喫茶吉野
- 住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1379 北鎌倉駅から徒歩5分
- TEL:0467-24-9245
- 営業時間:10:00~16:30/不定休
https://www.ekiten.jp/shop_438364/map/
紅葉を楽しむなら円覚寺
せっかく来たのであれば紅葉も楽しみたいですよね。そんな 紅葉を楽しむスポットとしておすすめは円覚寺 です。
円覚寺は鎌倉を代表する、臨済宗のお寺です。場所は 北鎌倉駅から歩いてすぐ 。
横須賀選からも見ることができる門前の紅葉の景色は、北鎌倉紅葉の代表的なスポットとなっています。アクセスが良いのも嬉しいポイントです。
毎年11月中旬から12月上旬頃にかけて紅葉が見頃の時期となっており、鎌倉では比較的早い時期に紅葉を楽しむことができます。
隣接する茶屋では抹茶や甘酒、団子などの甘味もあるので、休憩にぴったりですよ。
円覚寺
- 住所:〒247-0062 鎌倉市山ノ内409 JR横須賀線「北鎌倉駅」下車徒歩1分
- TEL:0467-22-0478
- 拝観時間:3月~11月 8:00~16:30/12月~2月 8:00~16:00
※弁天茶屋は9:00~閉門1時間前(夏季休業・冬季休業、休業期間はお知らせでご案内)
※無休(台風や雪の為、休みとなることもあります) - 拝観料:大人500円(高校生以上)/小人200円(小中学生)
https://www.engakuji.or.jp/
鎌倉文学館で文学の歴史を感じよう
鎌倉文学館は旧前田侯爵家の別邸を鎌倉市が寄贈を受け、鎌倉にゆかりのある文学者川端康成、夏目漱石、芥川龍之介、与謝野晶子など他300人の 文学者の直筆の手紙や、直接原稿、愛用品 などを収集し展示しています。
明治22年に横須賀線が開通すると、東京からの便が良くなったことにより、多くの文学者が鎌倉を訪れるようになりました。
大正、昭和となるにつれて、文学者はよりよい創作環境を求めて鎌倉に移り住むようになり、鎌倉が文化都市となっていったそうです。
読書の秋にそんな文学都市鎌倉を感じるのはいかがでしょうか?
国の登録有形文化財となっている建物の中は、大理石の玄関や暖炉、ステンドグラスなど内装も当時のまま残されています。
本館前の庭園には、 約600平方メートル近いバラ園もあります 。
2023年4月から改修工事が行われる予定のため、ぜひこの秋にいかれることをおすすめします。
鎌倉文学館
- 住所:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷1-5-3
JR鎌倉駅より江ノ電に乗り換え由比ヶ浜駅より徒歩7分 - TEL:0467-23-3911
- 入館時間:3月~9月 9:00~17:00/10月~2月 9:00~16:30(いずれも入館は30分前まで)
- 休館日:月曜休(祝日の場合は開館)/年末年始/展示替期間/特別整理期間
※5、6月、10、11月は臨時開館あり - 入館料:
特別展(4月~12月)一般500円/小中学生100円又は200円
収蔵品展(1月~4月)一般300円/小中学生100円
https://www.trip-kamakura.com/place/125.html
秋はゆったりとした鎌倉ですごそう
今回は秋の鎌倉でゆっくり過ごせるスポットをご紹介しました。
鎌倉らしい観光スポットを巡るのも楽しいですが、秋だからこその豊かな自然を感じながら、リフレッシュにおでかけするのはいかがでしょうか。
Umi
余暇プランナー
神奈川県在住Webライター。旅行会社と観光系のメディアでの勤務経験あり。横浜育ちのはまっこでもあり、こよなく横浜を愛しています。現在は観光系の記事の他に、留学や英語学習についての記事なども執筆しています。穴場観光スポットを見つけることが得意なので、ぜひご紹介出来るように頑張ります!