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バカンスで行きたいマルタ|マルタのみどころと、8月15日の「聖マリアの被昇天祭」をご紹介


マルタ島は地中海にある小さな島。カラッとした風が過ごしやすく、ヨーロッパの中でもバカンス地として人気があります。

中世の趣が残るスポットや古代遺跡も残り、観光するにもぴったりのマルタ島。公用語が英語であることから、旅行初心者の方でも比較的訪れやすいスポットです。

マルタでは8月15日が日本と同じく重要な意味をもつ休日になっていて「聖マリアの被昇天祭」といわれるお祭りが開催されます。一体どんなお祭りなのでしょうか?そんなお祭りを、マルタ島の情報と合わせてお伝えしていきます。

マルタってどんなとこ?

マルタは美しい自然と歴史的な遺産、豊かな食文化が融合した魅力的な島国です。

とってもきれいな海があるのでレジャーを楽しんだり、遺跡を訪れて文化を楽しんだり、美味しい料理をいただいたりと、さまざまな楽しみ方ができます。

温暖な気候なので夏のバカンスにもぴったりですね。

マルタへのアクセス

マルタは、イタリアのシチリア島のすぐそばに位置していて、いくつかの島から構成されている島国です。

位置的にイタリアと近いので混同されがちですが、 ひとつの共和国 であり、 イギリス連邦やEU加盟国 でもあります。

マルタへは 日本からは直行便が出ていない ので、どこかで乗り継ぎする必要があります。一番大きな空港はマルタ島内にあり、市内まで直行バスが出ているのでアクセスは非常に簡単だといえるでしょう。

島内に電車等はないため、車での移動(または船)が主になります。 観光客はバスを利用するのが良さそう ですね。

マルタは初心者にもおすすめの国

マルタの公用語はマルタ語と 英語 。日本人にとっては英語が通じるため比較的難易度の低い国だといえるかもしれません。

また全体的に治安も良いため、留学先などとしても人気。細かい注意点などはありますが、夜でも出歩けるので ディナーに徒歩で出かけることも可能 です。

とっても過ごしやすい気候が◎

太陽が降り注ぎ温暖な気候のマルタ。多少暑くはなりますが、乾燥しているため日本のようなじめっとした夏とは少し違い過ごしやすいです。

また、日本のように台風などはなく「世界一天災の少ない国」ともいわれるのだとか。

しかし 日差しはとっても強い ので、日焼け止めクリームやサングラスなどでしっかり対策しましょう。

マルタのお祭り

聖マリア被昇天祭って?

日本人にとって8月15日は終戦記念日であり、お盆と重なっているのでこの時期に休暇を取って海外旅行に行く方も多いかもしれません。

実はマルタでも8月15日は「聖マリアの被昇天祭」の 祝日 なので、この日に休暇を取って家族と過ごしたりお出かけしたりする方が多いのだとか。

特に 夜は賑わう ので、滞在中の方はぜひおでかけしてみてはいかがでしょうか?

「聖マリアの被昇天祭」とは、 聖母マリア様が亡くなられる時に、肉体と霊魂を伴って天国に昇天された という信仰のことだそうです。

特にカトリック信徒が多い 南ヨーロッパでは、休日とする文化 なのでマルタでも休日となっています。

モスタ教会ってどんなところ?

聖マリアの被昇天祭は複数の街で行われますが、その中でも 最も規模が大きく人気のあるのが「モスタ教会」周辺で行われるお祭り です。

ヴァレッタから少し離れた場所にあるモスタ教会は、 バスでアクセス可能 。大きなドーム型の教会なので気になる方も多いのではないでしょうか。

高さは60m、直径52mもの大きさがあり、世界で3番目に大きい教会だそう。

実はモスタ教会は 「モスタの軌跡」 といわれるエピソードで有名です。

第二次世界大戦中、マルタはドイツ軍から爆撃を受けました。ドイツ軍が落とした爆弾はモスタ教会を直撃。しかもちょうどミサが行われていて、出席者は300名以上だったといいます。しかし爆弾はなんと 不発 。そして けが人が一人も出なかった のだとか。

まさに「奇跡」ということで、このエピソードは今にも受け継がれ、信仰を集めています。

教会には不発弾のレプリカが展示されていて見学することもできます。

さらに地下には防空壕もあり、こちらも見学することができます。

時間に余裕がある方はぜひ見学に訪れてみて下さい。

今でも終戦記念日かつ聖マリアの被昇天祭の日には、 教会でミサが行われる ほか(誰でも参加可能)、 教会の周辺はとても賑やかな雰囲気になる ので、ぜひチェックしてみて下さい。

たくさんの装飾でにぎわう街の風景 が見られたり、 花火もあがったりします! その年によりますが、ブラスバンドなどのバンドマーチが行われることも。

夏ならではのマルタをぜひ堪能してみて下さいね。

マルタの必見スポットを紹介

マルタはご紹介したようにバスでの移動が主になります。

始発となるのが ヴァレッタの入り口付近(写真の噴水右側にあるのがバスターミナル) になるため、ヴァレッタに滞在している方は始発からゆったりと座って移動できそうです。しかし、他の場所に滞在している方は混雑していて立ちっぱなしだったり、人がいっぱいで乗れなかったり…なんてことも。

そのため、 マルタを効率よくめぐるにはツアーに参加するのがおすすめ です。

https://www.veltra.com/jp/europe/malta/?sid=1554

ブルーラグーンはバカンスにぴったり

マルタ島にもきれいなビーチはたくさんありますが、近くの コミノ島にあり抜群の透明度を誇るブルーラグーンはぜひ見ておきたい光景 。アクセスするのは少し不便なので、ツアー利用もおすすめです。

詳しい体験記はこちらの記事でもご紹介しているのでぜひ参考にしてみて下さい。

https://www.veltra.com/jp/yokka/article/maltas-blue-lagoon-review/?sid=1554

ゴゾ島観光が楽しい!

マルタ島の近くにある ゴゾ島。 ここも一日中散策できるスポットがたくさんあります。数日かけてまわってもまわりきれないほど…!教会や騎士団の遺跡、古代遺跡などを巡りながら楽しんでみて下さい。

効率よく巡るにはツアーがおすすめです。

https://www.veltra.com/jp/europe/malta/?sid=1554ctg/161220:gozo?sid=1554

カリプソの洞窟なんていう穴場もあるので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。古代の雰囲気残る神秘的な島です。

https://www.veltra.com/jp/yokka/article/calypso/?sid=1554

街歩きをしているだけで楽しめる

マルタの首都・ ヴァレッタは町全体が世界遺産に登録 されています。

中世の趣が残る街並みを散歩して楽しみましょう。グルメもたくさんあるのでお好みのものを探してみて下さいね。

地理的にイタリアに近いことからイタリアンが人気で、どこでいただいてもとっても美味しいです。

必見の古代遺跡

まだ謎が完全に解明されていない古代遺跡がマルタには残っています。マルタ島・ゴゾ島に残る遺跡群は世界遺産にも登録されていて、スケールの大きなものばかりです。

神秘を感じながら探索してみましょう。

ガイド付きのツアーで訪れると理解が深まりスムーズに見学できそうですね。

楽しみ方いろいろ、マルタの夏

マルタ島のみどころや 「聖マリアの被昇天祭」 が行われるモスタについてご紹介しました。

日本のお盆とかぶるので訪れやすい時期ですが、やはり夏は人気があるので航空券やツアーなどのご予約はお早めに。

せっかく海外に行きやすくなったところなので、ぜひマルタを訪れて思いっきり楽しみましょう。

https://www.veltra.com/jp/europe/malta/?sid=1554


ゆかた

余暇プランナー

金融業界出身で今はライター中心にフリーランスで活動中。大阪在住だけど京都歴の方が長く、休日はだいたい京都にいます。海外30か国旅行してる旅好き。旅のスタイルはグルメ旅/スポーツ観戦旅/美術館めぐり/ひとり旅。スイーツを求めがちです。関西の情報中心にお届けします。

バカンスで行きたいマルタ|マルタのみどころと、8月15日の「聖マリアの被昇天祭」をご紹介

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