しらすは少量ずつしか使わないこともあり、うっかり期限を切らしてしまった経験をした方も多いのではないでしょうか。
しらすは冷凍しておけば長持ちし、解凍後はそのまま使えるためとっても便利です!
今回の記事では「しらすの冷凍保存」について管理栄養士が解説します。
保存期間やポイント、レシピについても詳しくお伝えします。
しらすの冷凍保存方法【保存期間の目安:約1ヶ月】
しらす(しらす干し)は冷凍保存ができ、保存期間の目安は約1ヶ月です。
冷凍してもしらすの味や食感は変わりにくいため、しらすをなかなか使い切れない方は、冷凍保存がおすすめです。
解凍したしらすは、冷ややっこのトッピングや炒め物などの料理においしく活用できます。
パックのまま冷凍すると、空気に触れて味が落ちてしまうため、冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。
冷凍用保存袋にしらすを入れ、平らにして空気を抜いて口を閉じ、冷凍庫に入れるだけでOKです。
なるべく空気が入らないようにすると、酸化を抑えられ、おいしさをキープできます。
平らにして冷凍すると、取り出すときにバラバラになるため、使いたい分だけ使いやすくなります。
また、しらすは傷みやすいため、賞味期限ギリギリに冷凍するのではなく、買ってきてすぐに冷凍する方が衛生面で安心です。
もし、すぐに冷凍しなかった場合は、解凍する際に再加熱する方が安心して食べられるでしょう。
冷凍したしらすの解凍方法
冷凍したしらすは、使いたい分だけパラパラと取り出して使えます。
くっついて固まってしまっていても、手で簡単にほぐれます。
自然解凍でそのまま食べてもよいですし、料理にも活用が可能です。
自然解凍でそのまま食べる
冷ややっこのトッピングや和え物に混ぜ込む際は、凍ったままパラパラと振りかけて使います。
すぐに溶けるため、食べるころにはほどよく解凍されていますよ。
凍ったまま加熱調理する
炒め物やチャーハン、パスタなどの加熱料理に使う場合は、しらすを凍ったまま調理しましょう。
しらすはすぐに火が通るため、入れるタイミングはレシピどおりでOKです。
「釜揚げしらす」や「ちりめんじゃこ」も冷凍できる?
しらすと似たものに「釜揚げしらす」と「ちりめんじゃこ」がありますが、どちらも冷凍OKです。
そもそもこの3つは、下記の違いがあります。
・釜揚げしらす…しらす(いわしの稚魚)を塩ゆでしたもの
・しらす(しらす干し)…釜揚げしらすを乾燥させたもの
・ちりめんじゃこ…しらす干しをさらに乾燥させたもの
冷凍保存のやり方、解凍方法、使い方は、すべてしらすと同じで大丈夫です。
保存期間も約1ヶ月を目安に、早めに使い切るようにしましょう。
しらすは冷凍して賢く使い切ろう!
今回の記事では「しらすの冷凍保存方法」について、管理栄養士が解説しました。
しらすは冷凍保存することで、おいしく簡単に長持ちします。
冷凍したものはそのまま使えるため、使い勝手がよいのもうれしいポイントです。
ぜひ冷凍保存を活用して、最後までムダなくしらすを使い切りましょう。
冷凍しらすでOK♪簡単おいしいレシピ3選
最後は、冷凍しらすを活用できるおすすめレシピを3つ紹介します。
簡単においしく作れるため、ぜひチェックしてみてくださいね。
しらすたっぷり冷ややっこ
しらすがたっぷりのった、ごまの風味もよい冷ややっこです。
しらすは凍ったままのせてOKです。
しらすたっぷり冷奴
絹豆腐、しらす、小ねぎ(あれば)、ごま油、しょうゆ(好みで)
調理時間:5分
春キャベツとしらすのペペロンチーノ
しらすのほどよい塩気がよくあう、春キャベツとしらすのペペロンチーノです。
春キャベツでなく、普通のキャベツでもおいしく作れますよ♪
春キャベツとしらすのペペロンチーノ
しらす、春キャベツ、スパゲティ、にんにく、赤唐辛子(輪切り)、オリーブオイル、塩・こしょう
調理時間:15分
さっぱり!しらす梅チャーハン
しらすと梅を組み合わせた、さっぱり味のチャーハンです。
家にある材料で作れるので、簡単なランチにおすすめです。
さっぱり!しらす梅チャーハン
しらす、梅干し、温かいご飯、しょうゆ、塩、サラダ油、小ねぎ(あれば)
調理時間:10分