家計にやさしく体によい納豆も、毎日そのまま食べるだけでは飽きてしまうこともありますよね。
そこで今回の記事では「納豆の人気アレンジ26選」について、ほぼ365日納豆を食べている管理栄養士が紹介します!
ちょい足しやレシピなどを紹介するので、お好みのアレンジを見つけて、ぜひ飽きずに納豆を楽しみましょう!
納豆の「ちょい足し」アレンジ13選
「ちょい足し」は手軽にできる納豆のアレンジ方法のひとつです。
納豆のちょい足しといえば、卵やねぎ、海苔などが定番ですが、それ以外にもさまざまなアイデアがあります。
まずは納豆と相性のよい、ちょい足し食材を13つ紹介します。
キムチ
発酵食品同士である、キムチと納豆は相性バツグンです。
そのままでもよいですが、キムチを包丁で粗く刻むと納豆となじみやすくなります。
発酵食品は腸内環境を整えるのに役立つため、腸活にぴったりの組み合わせです。
大根おろし
納豆と大根おろしは、さっぱり食べたいときにおすすめの組み合わせです。
大根おろしは水気を軽くしぼって使いましょう。
ねぎや刻み海苔などをプラスするとさらにおいしくなりますよ。
大根おろし、納豆はどちらも食物繊維が豊富で、食後の血糖値の上昇を穏やかにしてくれます。
もずく酢
市販のもずく酢と納豆をあわせると、のどごしがよく、さわやかな酸味であっさりと食べられます。
もずく酢1カップに対し、納豆1パックをあわせるだけでOKです。
納豆のタレは入れなくても十分においしいですよ。
酢の栄養を手軽に摂れる点でもおすすめです。
天かす
天かすと納豆をあわせると、サクサクとした食感がよいアクセントです。
天かすの量はお好みでよいですが、大さじ1杯程度から試してみてください。
納豆に含まれるビタミンKは、油と一緒に摂ることで吸収率が高まるため、天かすとあわせると効率的に摂取できます。
ちりめんじゃこ(しらす干し)
ちりめんじゃこ(しらす干し)のうまみと、ほどよい塩気が納豆にとてもよくあいます。
ごま油やねぎなどをあわせると、さらに香りがよくなります。
ちりめんじゃこも納豆も、どちらもカルシウムを含むため、骨の健康づくりに役立ちます。
とろろ
ねばねば食材同士である、とろろと納豆は相性バツグンです。
のどごしがよく、ご飯にとてもよくあいます。
すりおろした長芋と納豆を混ぜ合わせ、たれとめんつゆ(または白だし)を入れていただきましょう。
納豆に含まれないビタミンCを長芋が補ってくれるため、ビタミン補給にも役立ちます。
ごま油
ごま油をかけるだけの、手軽にできるちょい足しアレンジです。
食欲をそそる香ばしい香りがプラスされます。
ごま油に含まれるビタミンEやセサミンには抗酸化作用があり、健康づくりや美容にもうれしい効果が期待されます。
マヨネーズ
意外にも納豆と相性がよいのがマヨネーズ。
コクをプラスしてくれ、納豆を奥深い味わいにしてくれます。
マヨネーズの量は好みにもよりますが、小さじ1/2〜1杯ほどがおすすめです。
マヨネーズに含まれる脂質は、納豆に含まれる脂溶性ビタミンの吸収を助けてくれます。
ラー油
ラー油は、辛党の方におすすめしたいちょい足しアレンジです。
ラー油の風味とピリ辛な味わいで、食欲アップ!
普通のラー油はもちろん、にんにくなどが入った食べるラー油もおすすめですよ。
唐辛子に含まれるカプサイシンは、新陳代謝を高める効果が期待されています。
ペッパーソース(タバスコ)
こちらも辛党の方にぜひ試してもらいたいのが、タバスコなどのペッパーソースです。
意外に思えるかもしれませんが、さっぱりとした酸味と辛みが加わり、やみつきになる味わいです。
ペッパーソースを入れる際は、ねぎや海苔などは入れず、シンプルに納豆のタレとペッパーソースだけを入れてみてください。
ペッパーソースにも唐辛子が含まれるため、カプサイシンの効果も期待できるでしょう。
コチュジャン
コチュジャンは発酵食品であるため、納豆との相性はぴったりです。
甘辛い味わいになり、ご飯がすすむ組み合わせになります。
発酵食品同士であるため、腸活したいときによいアレンジ法です。
ゆず胡椒
納豆にゆず胡椒を入れると、ピリッとした辛さとゆずのよい風味をプラスしてくれます。
ゆず胡椒は少量でも辛いため、試すときは少しずつ入れてみてください。
ゆずのよい香りが食欲をそそるため、食欲がない朝ご飯にもおすすめです。
カレー粉
意外にも相性のよい納豆とカレー粉。
納豆がカレー粉の辛さをまろやかにしてくれ、やみつきになる味わいになります。
納豆1パックに対し、小さじ1/2ほどから試してみてください。
マヨネーズも少しだけ入れると、さらにコクがプラスされますよ。
カレー粉にはさまざまなスパイスが使われており、食欲増進や抗酸化作用などの効果が期待されています。
納豆の「レシピ」アレンジ13選
納豆はちょい足し以外にも、料理に取り入れてもおいしく食べられます。
納豆を使ったおすすめのアレンジレシピ13つをご紹介します。
アボカド納豆
栄養豊富なアボカドと納豆を組み合わせたレシピです。
濃厚な味わいのアボカドと、まろやかな納豆がとてもよくあいます。
アボカドは、納豆にほとんど含まれないβ-カロテンやビタミンCが含まれるため、美肌づくりにも役立ってくれます。
アボカド納豆
アボカド、納豆、きざみ海苔、○納豆付属のタレ、○ごま油
調理時間:10分
納豆ひき肉チャーハン
ひき肉とあわせてチャーハンにすれば、納豆のうまみでコクのあるチャーハンになります。
納豆を加熱することで、くさみや粘り気がなくなるため、苦手な方でも食べやすいでしょう。
納豆と豚肉に含まれるビタミンB1は、ご飯に含まれる糖質の代謝をサポートしてくれます。
納豆ひき肉チャーハン
豚ひき肉、納豆、温かいご飯、小ねぎ、納豆付属のタレ、塩・こしょう、バター、サラダ油
調理時間:10分
納豆キムチチャーハン
ガッツリと食べたい気分のときにおすすめなのが、納豆キムチチャーハン。
相性のよい納豆とキムチの組み合わせなので、手が止まらなくなるおいしさです。
タンパク質も補給できるため、手軽なランチにもおすすめです。
納豆キムチチャーハン
納豆、キムチ、温かいご飯、めんつゆ(3倍濃縮)、小ねぎ(あれば)、ごま油
調理時間:10分
納豆ときのこのパスタ
納豆は炭水化物全般と相性がよいため、パスタにもとてもよくあいます。
きのこと一緒に和風パスタにすれば、食べごたえバツグンなのに、ヘルシーなパスタになります。
ダイエット中にもおすすめです。
納豆とキノコのパスタ
納豆、エリンギ、パスタ、○にんにくチューブ、○だし醤油、○バター、オリーブオイル、塩・こしょう、刻みのり
調理時間:20分
納豆キムチチヂミ
おつまみにおすすめの納豆キムチチヂミ。
カリッと焼かれたチヂミは、香ばしく食欲をそそります。
卵も入っているので、タンパク質補給にもぴったりです。
納豆キムチチヂミ
キムチ、納豆、○卵、○薄力粉、○片栗粉、ごま油
調理時間:15分
納豆そぼろ炒め
納豆とそぼろを炒めたそぼろ炒めは、ご飯のお供にぴったりです。
豚ひき肉がタンパク質とビタミンB1をプラスしてくれ、納豆の栄養をさらに強化してくれます。
納豆そぼろ炒め
納豆、豚ひき肉、赤唐辛子、○めんつゆ(3倍濃縮)、○酒、○しょうがチューブ、ごま油
調理時間:10分
納豆ツナコチュマヨ丼
ツナ、マヨネーズ、コチュジャンを混ぜるだけで簡単にできる、スピード丼です。
ビタミンCやβ-カロテンが豊富な水菜と組み合わせるので、栄養満点なメニューです。
納豆ツナコチュマヨ丼
納豆、ツナ缶詰(水煮)、温かいご飯、水菜やリーフレタスなど(あれば)、○マヨネーズ、○コチュジャン、○納豆付属のたれ
調理時間:10分
納豆とろろグラタン
納豆ととろろを合わせるだけで簡単にできる和風グラタンです。
たっぷりかかったチーズが香ばしく、子どもから大人まで楽しめるメニューです。
食物繊維が豊富な納豆ととろろの組み合わせで、便秘対策としてもおすすめできます。
納豆とろろグラタン
納豆、長芋、ピザ用チーズ、納豆付属のたれ、青のり
調理時間:15分
納豆汁
味噌汁に納豆?と思うかもしれませんが、とろっとした味わいが意外にもクセになります。
納豆のタンパク質や食物繊維、カルシウムを手軽に補給できるため、子どもの朝ご飯にもおすすめです。
納豆汁
納豆、絹豆腐、小ねぎ(あれば)、和風だしの素(顆粒)、味噌
調理時間:10分
納豆とキャベツのサラダ
シャキシャキとしたキャベツに、天かすがよいアクセントになるサラダです。
ヘルシーなキャベツをたっぷりと食べられ、これだけでお腹いっぱいになりますよ。
よく噛んで食べられるので、満腹感も得られやすく食べすぎ防止にも役立ちます。
納豆とキャベツのサラダ
キャベツ、納豆、○納豆付属のタレ、○マヨネーズ、揚げ玉(好みで)、青のり(好みで)
調理時間:10分
カリカリ油揚げの納豆ピザ
油揚げに納豆とチーズをのせてこんがりと焼けば、おつまみにもなる簡単ピザのできあがりです。
小麦の生地を使ったピザに比べると糖質の量を抑えられるため、ダイエット中にもおすすめです。
カリカリ油揚げの納豆ピザ
油揚げ、納豆、小ねぎ(あれば)、納豆付属のタレ、ピザ用チーズ(好みで)
調理時間:15分
長芋と納豆のおやき
長芋と納豆で作るおやきは、ふわふわ、もちもちの食感を楽しめます。
長芋と納豆から、食物繊維をたっぷり摂れます。
子どもウケがよいのはもちろん、辛子やラー油をあわせれば、大人のおつまみにもよいでしょう。
長芋と納豆のおやき
長芋、納豆、○納豆のたれ、○片栗粉、●酢、●しょうゆ、ごま油
調理時間:10分
モロヘイヤと納豆のねばねばそうめん
夏が旬のモロヘイヤは、ねばねばとしているため納豆と相性がバツグンです。
そうめんだけだと栄養が偏ってしまいますが、モロヘイヤと納豆がのれば、栄養満点なメニューになります。
モロヘイヤと納豆のねばねばそうめん
納豆、モロヘイヤ、そうめん、めんつゆ(3倍濃縮)、ごま油
調理時間:15分
栄養豊富な納豆をアレンジして楽しもう!
今回の記事では「納豆の人気アレンジ26選」について、管理栄養士が紹介しました。
納豆のアレンジは、ちょい足しや料理に使うなど、さまざまな方法があります。
ぜひお好みのアレンジを見つけて、納豆を飽きずに楽しみましょう。