マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、全国の10~40代の月経がある女性を対象に「生理用品に関する実態調査」を実施し、その結果を11月29日に公開しました。
※調査日は2022年11月15日(火)~11月23日(水)です。
【 調査結果 】
経済的な理由、家庭や家族の事情により生理用品を購入できない女性がいるという「生理の貧困」。
生理によって生じる痛みや不快さの対処についての知識不足を指すこともあるようで、心身の健康、社会生活への支障等の女性に与える影響が大きい点が重要視されています。
昨今では、国や地方公共団体も賛否両論がある中、学校のトイレに常設や各地域で無料配布する等様々な取り組みを行っています。
そこで、10代~40代の女性を対象に、現在の世帯の経済状況を含め、生理用品購入に関する実態を調査しました。
< トピックス >
■生理用品、月の平均支出額は「1,000円未満」が7割以上
- 生理用品購入場所は「ドラッグストア」の一強。次いで「スーパー」「ネットショップ」の順
- 世帯年収が400万円未満は、経済的な余裕がない傾向
※調査結果のダウンロードはこちら
https://www.asmarq.co.jp/data/sanitary-items_202211/
< ピックアップ >
■生理用品に費やす月の金額
Q.あなたが生理用品に費やす月の平均金額についてお知らせください。(1つ選択)
生理用品への月の平均支出額は、7割以上が「1,000円未満」。
世帯年収別では、200万円未満と700万円以上の層で「1,000円未満」が多い傾向。
■現在の経済状況
Q.あなたのご家庭の、現在の経済状況についてお知らせください。(1つ選択)
世帯年収が400万円未満の層において、経済的な余裕がなくなってくる傾向がみられる。
逆に、700万円以上の層では、比較的経済的に余裕がある傾向。
■生理用品の購買スタイル
Q.生理用品の購買におけるあなたの現状について、当てはまるものをお知らせください。(1つ選択)
世帯年収が300万円未満の層において、「必要なものでもあまり購入できていない」傾向が高くなる。
逆に、1,000万円以上の層では、2割以上が「必要なもの以外にも、気になる生理用品や関連用品を購入している」。
■生理用品購入経路
Q.あなたが普段、生理用品を購入する場所を全てお知らせください。(複数選択可)
生理用品を購入する場所は、「ドラッグストア」の一強で、次いで「スーパー」「ネットショップ」の順。
【 すべての調査結果はこちら 】
https://www.asmarq.co.jp/data/sanitary-items_202211/
※上記ページにて、集計表を含むデータを無料でダウンロードしていただけます。
【 調査内容 】生理用品に費やす月の金額
- 現在の経済状況
- 生理用品の購買スタイル
- 生理用品購入経路
- カテゴリー毎の認知
- カテゴリー毎の使用実態
- 未使用カテゴリーについての興味
- 未使用カテゴリーの購入意向
【
調査概要 】
調 査 名:生理用品に関する実態調査調
査対象者:全国10-40代女性
世帯年収回答者
月経が有る方
有効回答数:600サンプル
割 付:年代
調 査 期 間:2022年11月15日(火)~11月23日(水)
調 査 方 法:Webアンケート
調 査 機 関:株式会社アスマーク