気づいたらにんにくから「芽が出ていた」「しわしわになってしまった」なんてことはありませんか?にんにくを冷凍保存すれば劣化を防ぐことができ、長期間の保存ができるように。今回は、にんにくの冷凍保存方法に加えて、保存期間や解凍方法を解説します。
にんにくを冷凍する2つのメリット
使いきれずに余ってしまったにんにくは、どのように保存していますか?そのようなときは、冷凍保存がおすすめです。ここでは、にんにくを冷凍保存するメリット2つを解説します。
長期間保存できる
にんにくを冷凍することで常温・冷蔵保存するよりも長期間の保存が可能になります。
【皮付きにんにくの保存期間目安】
・常温保存:2~3週間
・冷蔵保存:1ヶ月
・冷凍保存:6ヶ月
にんにくを冷凍保存すれば、たとえ買いすぎてしまったときでも長期間保存ができるため、使いきれず芽が出てしまったり、腐らせてしまうことも防ぐことができます。
カットして冷凍すれば時間短縮に
予めにんにくの下処理を済ませてから冷凍しておくことで、調理したいときに時間を短縮することが可能です。
しかし、皮付きのまま冷凍保存する場合よりも短い保存期間になるため注意しましょう。
皮をむかずに冷凍する方法【保存期間:6ヶ月】
にんにくを長期間保存したい場合は、皮をむかずにそのまま冷凍するのがおすすめです。
保存方法
1、にんにくを1片ずつバラバラにする。
2、皮をむかずに冷凍保存袋に入れ、冷凍する。
冷凍したにんにくの皮むき
冷凍したにんにくは簡単に皮をむくことができます。解凍する必要はなく、冷凍庫から取り出してすぐに調理を進めても問題ありません。
1、にんにくの根元部分を切り落とす。
2、1分ほど水につけて、切り落とした方向に軽く押す。
皮をむいて冷凍する方法【保存期間:1~2ヶ月】
皮をむいてから冷凍する場合は、後々取り出しやすいように1片ずつラップにくるむようにしましょう。
保存方法
1、にんにくの皮をむき、根元を切り落とす。
2、1片ずつラップで包み、冷凍保存袋に入れて冷凍する。
みじん切り・スライスして冷凍【保存期間:2週間~1ヶ月】
あらかじめ下処理を済ませておくことで調理するときに時短することができます。切ったにんにくはくっつきやすいため、1回分に小分けして冷凍しましょう。
保存方法
1、にんにくをみじん切り、もしくはスライスする。
2、ラップでそれぞれ小分けにして冷凍保存袋に入れて冷凍する。
すりおろして冷凍【保存期間:2週間~1ヶ月】
すりおろして冷凍しておくことで料理でサッと使うことができとても便利です。使うときに1回分を簡単に取り出せるように、冷凍保存袋の上から菜箸などで跡をつけるのがポイントです。
保存方法
1、にんにくをすりおろす。
2、冷凍保存袋に入れ、菜箸などで袋の上から跡をつけて冷凍する。
冷凍にんにくの解凍方法
冷凍にんにくを使用する際は基本解凍は必要ないため、冷凍庫から出してすぐに使用できます。冷凍した皮付きのにんにくと切ったにんにくの使い方について解説します。
皮付きのまま冷凍した場合
冷凍した皮付きのにんにくは使う際に皮をむかなければなりません。にんにくの皮むきは意外と面倒に感じる方も多いと思いますが、実は冷凍したにんにくはとても簡単に皮をむくことができます。
そのまま加熱調理に使う場合は、解凍はせずにそのまま料理に使用し、自然解凍して使いたい場合は、電子レンジなどは使用せず冷蔵庫に入れて解凍しましょう。
切ってから料理に使いたい場合は、にんにくは冷凍してもカチコチにはならないため凍ったまま切ることができます。
皮をむいて冷凍した場合
基本的に解凍は必要ありません。そのまま料理に使いたい場合は、解凍はせずに使用し、切ってから料理に使いたい場合も凍ったまま切りましょう。
切ったりすりおろして保存した場合
解凍することで水っぽさがでてしまうので、解凍せずに凍ったまま料理に使いましょう。
賢く保存してにんにく料理を楽しもう
にんにくは冷凍することで長期間の保存が可能になります。なかなか使いきれないときは思い切って冷凍するのがおすすめです。冷凍したにんにくは手を汚さず、簡単に使うことができ、時短にもなるので忙しい方にもとてもおすすめの保存方法です。にんにくの保存に困った時はぜひ試してみてくださいね。