ご飯の上におかずをのせただけでごちそうになる丼メニューは、忙しいときの救世主!丼は短い調理時間でも食べ応えがあるので、家族全員が満足してくれるメニューですよね。今回は、お肉たっぷりのガッツリ系から、冷蔵庫にあるものでできちゃうお手軽系まで、丼メニュー7品をご紹介します。全て調理時間は10分以内!簡単レシピばかりなので、ぜひレパートリーに加えてみては?
レンジで2色そぼろ丼(調理時間10分)
子どもから大人まで大好きなそぼろ丼。味がしみ込んだ鶏そぼろとふんわり卵そぼろが、電子レンジを使うと10分でできちゃいます。どちらも2度加熱するのがポイント。ランチや夜ご飯だけでなく、お弁当に入れても喜ばれそうですね。
材料(2人分)
鶏ひき肉…150g
卵…2個
温かいご飯…茶碗2杯分
○しょうゆ…大さじ1
○酒…大さじ1
○砂糖…大さじ1
○しょうがチューブ…1cm
●砂糖…大さじ1
●しょうゆ…小さじ1
作り方
1.耐熱ボウルに鶏ひき肉と○を入れて混ぜる。ラップをかぶせ、600Wの電子レンジで3分加熱する。一旦取り出し、かたまりがあったらほぐすように混ぜ、再度ラップをして電子レンジで3分加熱する。
2.耐熱ボウルに卵と●を入れて泡立て器で混ぜる。ラップをかぶせ、600Wの電子レンジで30秒加熱する。一旦取り出してよく混ぜ、ラップして電子レンジで1分加熱する。再度取り出し、泡立て器で卵がそぼろ状になるよう、熱いうちによく混ぜる。
3.丼にご飯を盛り付け、1と2をのせる。
唐揚げ親子丼(調理時間10分)
親子丼といえば通常は鶏肉と卵を合わせますが、このレシピでは鶏肉ではなく唐揚げを使うことでジューシーな親子丼にランクアップ!唐揚げにしっかり味がついているので、使う調味料はめんつゆだけ。レシピでは冷凍唐揚げを提案していますが、夜ご飯で唐揚げを作りすぎて余ったときのリメイクレシピとしてもおすすめです。
材料(2人分)
唐揚げ(冷凍)…4個
卵…3個
温かいご飯…茶碗2杯分
めんつゆ(3倍濃縮)…50ml
小ねぎ(あれば)…1本
作り方
1.小ねぎを小口切りにする。唐揚げは指定の方法で解凍し、1個を4つに切る。
2.フライパンに水150ml(分量外)とめんつゆを入れて中火にかけ、煮立ったら唐揚げを入れて1分煮る。ボウルに卵を溶きほぐし、煮立ったフライパンに回し入れる。好みの半熟加減になったら火を止める。
3.どんぶりにご飯をよそい、2をのせる。小ねぎをちらす。
豚の照りマヨ丼(調理時間10分)
甘辛の照り焼きだれが食欲を刺激する一皿。こってり味な豚肉とシャキシャキ食感なキャベツの相性がバツグンです。豚肉に薄力粉をまぶすひとてまで、たれがしっかりと絡んで濃厚な味わいになりますよ。マヨネーズでさらにコクを加えて召し上がれ!
材料(2人分)
豚こま切れ肉…200g
キャベツ…100g
温かいご飯…茶碗2杯分
薄力粉…小さじ1
○しょうゆ…大さじ1
○みりん…大さじ1
○酒…大さじ1
マヨネーズ(好みで)…適宜
サラダ油…大さじ1
作り方
1.キャベツを千切りにする。
2.豚肉に薄力粉を薄く叩く。フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、豚肉を入れて色が変わるまで炒める。火を止め、ペーパータオルで余分な油を拭き取る。○を入れて弱火にかけ、照りが出るまで煮詰める。
3.どんぶりにご飯を盛り付け、キャベツと豚肉をのせる。好みでマヨネーズをかける。
豆腐とひき肉の甘辛どんぶり(調理時間10分)
豆腐と鶏ひき肉を使ったヘルシーな丼メニュー。冷蔵庫にあるものでパパッと作りたいときにぴったりです。和風麻婆豆腐のような優しい味わいの甘辛あんで、さっぱりといただけます。
材料(2人分)
鶏ひき肉…150g
木綿豆腐…1丁(300g)
温かいご飯…茶碗2杯分
○めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ2
○みりん…大さじ1
○砂糖…小さじ1
○しょうゆ…小さじ2
○しょうがチューブ…1cm
片栗粉…小さじ1
サラダ油…小さじ2
作り方
1.豆腐は1.5cmのさいの目切りにする。ボウルに水小さじ2(分量外)と片栗粉を入れて混ぜる。
2.フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、ひき肉を色が変わるまで炒める。水60ml(分量外)と○、豆腐を入れて3分煮る。水溶き片栗粉を入れて混ぜ、とろみがついたら火を止める。
3.それぞれの丼にご飯をよそい、2をかける。
プルコギ丼(調理時間10分)
韓国の定番料理のプルコギは、焼肉のたれがあれば自宅で簡単にできちゃいます。牛肉に下味をつけることで本格的な味わいに!たっぷりの野菜と一緒にいただけば栄養面もばっちりです。
材料(2人分)
牛こま切れ肉…150g
カット野菜(野菜炒め用)…200g
温かいご飯…茶碗2杯分
○焼肉のたれ…大さじ1
○コチュジャン…小さじ2
焼き肉のたれ…大さじ2
白いりごま…少々
ごま油…大さじ1
作り方
1.ポリ袋に牛肉と○を入れて袋の上から手で揉む。
2.フライパンにごま油を入れて中火にかけ、牛肉を色が変わるまで炒める。野菜も加えてしんなりするまで炒めたら、焼肉のたれを入れて全体を炒め合わせる。
3.それぞれの丼にごはんを盛りつけ、2をのせて白いりごまをふる。
きのこ牛丼(調理時間10分)
大人気メニューの牛丼に、まいたけを入れてボリュームアップ!煮込んで味が染みたまいたけは、食感がよく食べ応えもばっちりです。学校帰りで腹ペコの子どもたちも大満足してくれること間違いなしですよ。
材料(2人分)
牛こま切れ肉…150g
まいたけ…1パック(100g)
温かいご飯…茶碗2杯分
○しょうゆ…大さじ3と1/2
○酒…大さじ3
○みりん…大さじ2
○砂糖…大さじ2と1/2
○和風だしの素(顆粒)…小さじ1/2
紅生姜(好みで)…適宜
作り方
1.まいたけは手でほぐす。フライパンに水200ml(分量外)と○を入れて中火で煮立てる。まいたけを入れて弱火で2分煮たら、アクを取り除く。牛肉を加えて色が変わるまで煮る。
2.それぞれのどんぶりにご飯を盛り、1をのせる。好みで紅生姜を添える。
豆腐の卵とじ丼(調理時間10分)
ふんわり食感の絹豆腐と、とろりとした卵を合わせたさらりといただける丼メニュー。食欲がなくても食べやすいので、夏バテ気味なときにぴったりですね。お手頃に購入できる食材なので、お給料日前などの節約したい日にも最適なレシピです。
材料材料(2人分)
豆腐(絹)…1丁(300g)
卵…2個
小ねぎ…2本
温かいご飯…茶碗2杯分
○和風だしの素(顆粒)…小さじ1/2
○しょうゆ…大さじ1と1/2
○酒…大さじ1
○みりん…大さじ1
○砂糖…小さじ1
作り方
1.豆腐は食べやすい大きさに切り、ペーパータオルに包んで軽く水切りする。小ねぎは小口切りにする。
2.フライパンに豆腐と水120ml(分量外)、○を入れて中火にかけ、2分煮る。煮立ったところに溶き卵を流し入れ、蓋をして好みの半熟具合になるまで煮る。
3.どんぶりにご飯をよそい、2をかけ、小ねぎをふる。
今回ご紹介した丼レシピがあれば、忙しくて料理をする時間がない日や、火をあまり使いたくない暑い日でもあっという間にボリューム満点の食事ができますね。丼メニューは朝・昼・晩のどのシーンでも大活躍してくれるので、お気に入りのレシピを見つけてレパートリーを増やしてください!
レシピ制作:管理栄養士 尾花友理