朝食の定番・食パンのトースト。普段はオーブントースターで焼くのがお決まりですが、実はフライパンで焼く方法も、外はカリカリ、中はしっとり食感になっておすすめです。バターを入れて焼けばトーストにバターが塗りづらいといったストレスもなく、バタートーストがあっという間に完成!フライパンで焼くときのポイントや、おいしいバタートーストレシピを紹介します。
フライパンで食パンを焼くという選択、アリかも?
普段、食パンを焼くときはどんな方法で焼いていますか?食パンを毎日のように食べるおうちでは、トースターを使っている場合が多いかもしれません。最近ではパンがとってもおいしく焼ける「バルミューダ」などの高級トースターも人気がありますよね。
またトースターの他にも、魚焼きグリルやオーブン、パン焼き用の網で焼いている!という方もいるはず。
おいしく食パンを焼くのにはいろいろな方法がありますが、「フライパン」という選択もおすすめです!家にある道具ですぐに挑戦できるので、フライパン焼きに挑戦してみませんか?
食パンのフライパン焼き、ここがおすすめ!
①外はカリッ&中はしっとり食感
フライパンで食パンを焼くと、外はカリカリとして、中はしっとりとした食感のトーストが作れます。これは熱くなったフライパンを使うことで、短時間で食パンが焼けるためと考えられます。
②初期投資費はゼロ
フライパンは多くの家庭にある調理道具。トースターやオーブンを持っていない方でも初期投資はほぼ不要です。「トーストが食べたいけど、トースターが家にない」「使っていたトースターが壊れてしまって、お気に入りのトースターが見つからない」。こんな方には、すぐにチャレンジできるフライパン焼きがおすすめです。
③バターを塗るストレスゼロでバタートーストが完成!
フライパンでバターを溶かして焼けば、バタートーストがあっという間に作れてしまうのも、フライパン焼きならではのおすすめポイント!
「焼いた食パンにバターをのせても、なかなか上手く塗り広げられない」なんてプチストレスともサヨナラ。フライパンなら短時間でバターがしっかりしみたバタートーストが作れちゃいますよ。
トースター焼きとフライパン焼きを比較してみた
実際にどの程度、トースターとフライパンでは焼き時間や見た目、食感に違いがあるのか、比較してみました。
トースターで焼いた食パン
- 所要時間:約3分(250℃設定)
- 見た目:全体に均一なきつね色に焼けている
- 食感:サクッとした軽い食感。中はしっとりしている
フライパンで焼いた食パン
- 所要時間:約2分(中火)
- 見た目:中心部と耳の部分が香ばしい色に焼けている。
- 食感:カリカリと歯ごたえのある食感。中はしっとりとしている
高温で表面を一気に焼くフライパン焼きは、カリカリと歯ごたえのある食感になり、中の水分はしっかりと残ります。一方で耳のすぐ内側など、フライパンの表面にあたりにくいところは焼き残しが見られました。
また焼いてからしばらく時間が経ってしまうと残った水分の影響で、同様に時間が経過したトースター焼きの食パンに比べ、しっとり感が増しました。フライパンで焼く場合、サクサクの歯ごたえを楽しみたいときは焼きあがってからすぐに食べるのがおすすめです!
フライパンで焼く時のポイント
手軽に焼けるフライパン焼きトースト。焼くときのポイントは以下の通りです。
油はなしでOK
シンプルに焼きたいだけなら油は引かなくてもOK。バターやオリーブオイルなどの油を引いて焼くと、香りがプラスされたトーストになります。
フライパンは食パンがしっかり入るサイズを
食パン全体がしっかりと入る大きさのフライパンを使いましょう。食パンが入るサイズであれば、卵焼き器などを活用するのも良さそうです。
火加減は中火で
中火で焼きます。火が弱すぎると表面が香ばしく焼ける前に、食パンの中の水分が飛んでパサパサの仕上がりに。反対に強すぎると表面がすぐに焦げてしまいます。
おいしいバタートーストの焼き方
最後に、おいしいバタートーストの焼き方を紹介!バターがジュワッとしみ込んだ、カリカリしっとりのバタートーストは絶品です!
材料(1枚分)
食パン 1枚、バター 10g
作り方
1. フライパンを中火で熱し、バターを溶かす。※バターを焦がさないように注意!
2. 食パンの表面を1分弱焼く。ヘラなどで全体を軽く抑えながら、フライパンに密着させて焼くとムラが少なく焼ける。
3. 裏返して1分程度焼く。
おいしく食パンが焼ける機器は様々ありますが、特別なものを持っていなくても、あっという間にカリカリに食パンが焼けてしまうのがフライパン焼きの良いところ。
バターの芳醇な香りとジューシーな味わいが楽しめる、バタートーストだって簡単に作れてしまいますよ!ぜひ試してみてくださいね。