
節約食材の代名詞「もやし」。冷蔵庫の中でちょっと放置しておいたら、すぐに傷んで、すっぱいにおいを放ってる……なんて経験ありませんか?まだまだ自粛モードが続く中、もやしもまとめ買いしたいのにという人のために、長持ちさせる方法を検証してみました!
元々、もやしって傷みやすい野菜なんです
そもそも、もやしは日持ちしない野菜の代名詞ともいえるほど。緑豆から発芽した新芽=もやしのため、成熟している野菜に比べ、成長途中のもやしは温度の変化や、菌など外部からの刺激に弱いからというのが、その理由なんですね。
さらに、もやしのおよそ95%が水分なので傷みやすいのも納得です。
もやしを長持ちさせたいなら、冷蔵庫内で「水」につけるだけ!
さて、そんなもやしを長持ちさせる方法はいたって簡単、買ってきたもやしを「水」につけて冷蔵庫に保存するだけなんです。
え、たったそれだけ?と思う人もいるかもしれませんね。実際に買ってきて袋のまま冷蔵庫に入れたもやしと、水につけて冷蔵庫に入れたもやしがどれだけ鮮度が異なるかを比較してみました。
袋のもやしVS 水につけたもやしの状態を徹底検証してみた

2袋のもやしを使って検証スタートです。

1袋は袋のまま冷蔵庫に。もう一袋は保存容器に入れてひたひたになる程度の水を入れ、蓋をして冷蔵庫に入れました。衛生面を考慮して、水は2日〜3日で取り替えましょう。

3日経過しました。袋のままのもやしは濁った水分が袋に溜まってて見るからにヤバい……。

袋のまま保存したもやし
袋をあけるとすっぱい匂いがして、見た目もなんだかしんなりしています。

水につけて保存したもやし
一方水につけて保存したもやしがこちら。半透明で見た目がしゃきっとしているのが見てとれます。ひげ根もピンピンしてる!
その理由は、もやしはそもそも水分の多い環境で育つ野菜で、成長過程であるもやしを水につけることで、生育環境に近い状態を保てるからなんです。
この方法なら、もやしをまとめ買いしても安心ですね。家計応援の強い味方=もやしを、ぜひフル活用してみてくださいね。