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冬は寒く夏は暑いため、窓をあけて網戸や窓の掃除をするのが億劫。涼しくなってきた時期こそ網戸&窓掃除のチャンスです。意外に汚れている網戸や窓掃除のコツと、おすすめの掃除アイテムを紹介します。
網戸や窓の汚れの原因
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掃除をするのが少し億劫な網戸や窓。「大掃除の機会にしか掃除しない」という方もいるかもしれません。ですが、網戸や窓には外からの砂埃や排気ガス、花粉、家の中で発生した油汚れ、室内の埃、タバコのヤニなどによる汚れが溜まっています。
窓ガラスをしっかり掃除しても、網戸が汚れていたら窓全体がきれいに見えないということもあるため、どちらか一方だけ掃除をするのではなく、両者ともにしっかり掃除をしておきたいですね。
網戸の掃除方法
ドラッグストアやホームセンターに行くと網戸掃除専用アイテムも販売されていますが、筆者のおすすめは100円ショップなどで売られている網戸用の汚れ取りミトンやマイクロファイバータオル。使いやすく安価で、軽い汚れであればこれで十分です。
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またミトンやタオルの他に、網戸用のスポンジも販売されています。こちらも手で握って網戸の表面を拭けば良いだけなので、使いやすいアイテムの一つ。スポンジの表面がギザギザしていて、網についた埃をしっかりキャッチします。100円ショップでも手に入りますよ。
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汚れがたくさんついている網戸には、網戸用のスポンジにセスキ炭酸ソーダ水(セスキ炭酸ソーダと水を合わせたもの)または重曹水(重曹と水を合わせたもの)をたっぷりとつけて網戸をなでるように洗います。セスキ炭酸ソーダ水はスプレーボトルに水500mlとセスキ炭酸ソーダ小さじ1を入れ、振って溶かせば完成。重曹水も同様に、スプレーボトルにぬるま湯300mlと重曹小さじ3を入れて振って溶かせばOKです。
ナチュラルクリーニングではどうにもならないときには、網戸掃除用のスプレーなどもあるので、使ってみても。セスキ炭酸ソーダ、重曹、網戸掃除用のスプレーはいずれもドラッグストアやホームセンターで購入可能です。掃除をする際は床が汚れないように、窓の下に新聞紙を敷いておきましょう。
なお、網戸掃除は網戸の破れ防止のため「ゆっくりやさしく丁寧に」が基本です。汚れがひどくてもガシガシと拭いてしまわないよう注意してくださいね。
硬い網戸の場合、網戸に穴が開いていたら怪我をすることもあります。危険な箇所がないか確認して、場合によってはゴム手袋を着用しましょう。
窓ガラスの掃除方法
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網戸の掃除をしたついでに、窓ガラスもきれいにしておきたいところ。窓拭き専用の洗剤も売っていますが、セスキ炭酸ソーダ水や重曹水で窓ガラスの汚れもキレイに落とせます。セスキ炭酸ソーダや重曹は、いろいろな場所の掃除で重宝するアイテムなので、1つ持っておくと便利ですよ。
洗剤や重曹水などを吹きかけて窓拭きをした後、窓ガラスの拭き残しが気になったら、新聞紙やペーパータオルで窓ガラスを拭くと拭き跡が消えます。最近では100円ショップなどで売られている柄のついた窓拭きワイパーも人気がある品。高い場所でも台に登らずに拭きあげることができますよ。
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サッシの掃除方法
網戸、窓ガラスときたら、最後はサッシの掃除も忘れずに。小さなホウキやブラシで埃や砂を掃いてから雑巾で拭きましょう。汚れがひどい場合には先ほどと同様、セスキ炭酸ソーダ水や重曹水を雑巾に吹きかけてから拭いてくださいね。
窓をあけていると室内に風が入ってきて気持ち良いものの、網戸や窓は汚れます。涼しくなったこの機会に、休日に家族みんなで網戸や窓の掃除をするのはいかがでしょうか。