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無印良品パスポートケースで家計簿不要の家計管理術



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年末が迫り、来年の家計簿を検討する時期になりましたね。とはいえ、家計簿を書くこと自体があまり得意ではないという人もいるようです。そんな人におすすめなのが、無印良品のパスポートケースを使った家計簿いらずの家計管理術。実践している節約上手さんに、方法を教えてもらいました。


無印良品のパスポートケースを使い、昨年から家計管理をしているkiwigoldです。夫と4歳の長男と3人暮らしで、北欧雑貨好きなワーキングママです。家計簿は、このパスポートケースを使う2年前からつけるのをやめていました。とはいえ、なんらかの形で家計管理はしっかりしなくてはと試行錯誤の上たどりついたのが、これから無印良品のパスポートケースを活用した方法です。

愛用の無印良品のパスポートケース 


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この家計管理術を行うにあたり必要なアイテムである、無印良品のパスポートケース(商品名は「ポリエステルパスポートケース・クリアポケット付」税込1,990円)。本来はその名の通り旅行に行く際にパスポートなどを入れるためのケースですが、主婦の間で家計管理ケースとして使う方法が大流行しています。

中にポケットが数カ所ある上、バインダー式になっていて付属のクリアポケット3枚が挟めるようになっています。収納がたっぷりあるので、いろいろなアイテムをこの中に入れておけることが魅力的です。

家計管理方法

まず、クリアポケットは別売りのレフィル(3枚入り・税込450円)を追加し、合計6枚に。月末に翌月の1カ月分の予算をたて、銀行からおろしてそれぞれのクリアポケットに入れます。

クリアポケットは、

  1. 1週目の予算
  2. 2週目の予算特別支出予算
  3. 3週目の予算予備費
  4. 4週目の予算&5週目もある月は5週分も
  5. 予備費: イベントや交際費など
  6. ハッピー積立: 各予算から余ったお金を入れるためのポケット

を入れます。


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そして週ごとの予算を守り、使っていきます。なお、買い物をしたらレシートは週予算のクリアポケットに入れておきます。ただしこのレシートは1週間に自分が実際にいくら使っているかというのを把握するためだけのもの。集めたレシートは保管や記録もせず、月末にそのまま破棄しています。


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ちなみに、ハッピー積立は自分の好きな雑貨や小物を買うために使うことが多いです。大きな金額を貯金する目的ではないので、ちょっとしたインテリ ア用の小物や北欧雑貨店でヘアピンや雑貨などを買っています。


家計簿いらずな理由

まず、家計簿というのは、記録と家計管理のための道具と考えています。私のパスポートケースでの家計簿は、記録というよりも袋分けした金額でやりくりするという家計管理を重視しています。

過去に家計簿をつけていたときもありますが、あとで振り返ったり、年月が経って読み返して何かをチェックしたりということもなく、私の場合はうまく活用できず断念。とはいえ、さすがに何も記録せず適当にやりくりするのでは無理があります。ある程度の予算内でやりくりはしないといけないことから、このパスポートケースケース管理法にたどり着きました。家計簿を記入する時間も必要ないし、簡単で労力がかからない家計管理方法として、今ではとても気に入っています。

月末の締め作業も不要!

実は、月末の締めなどの特別な作業もしていません。月末には、その月の出費状況をおおまかに把握する(残高がいくらか、予備費をどのくらい使ったか、足りなかった分はどう調整したかなど)と、来月の特別出費があるかないかの計画や予算立てをするだけです。

出費のメモは普段持ち歩く手帳に

数カ月間に、100円ショップのカレンダーをパスポートケースに入れて家計簿代わりに使った金額をメモしようと試みましたが、これも辞めました。パスポートケースは1週間に1回の予算を取り出すくらいしか開かないため、メモするためにこのケースを引き出して……ということが面倒になってしまったからです。

今は代わりに、普段持ち歩いている手帳のウィークリー欄に1日の出費を記入しています。ちなみに各項目は簡単に食費とその他に分けて。こちらも大雑把な自分のための出費把握程度の目的で、集計などはしていません。


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手帳も無印良品のものを愛用中

光熱費や住居費、保険料の管理方法

このパスポートケースでの家計管理に入らない光熱費や住居費、保険料などは、わが家はすべて夫の給与口座から引落しにしています。夫の給与では、前述の光熱費や住居費、保険料に加え、夫の給与振込口座に振り込まれる児童手当をそのままスライドする定期預金その1、決まった金額を積み立てる子ども用の定期預金その2を払い、残った分でお小遣いや勉強のための費用に当てています。

なお、私の給与からは、老後資金など夫婦の将来のための定期預金その3、旅行用定期預金、保育料、パスポートケースに入れる生活費(食費、雑費など)を出しています。

お互い定期預金で一定額が目的別に貯まるように仕組んであるので、残りの額でやりくりしたら自然と貯金は増えていきます。なので、私は一定額を差し引いた月の予算で「生活費」をパスポートケースに入れて管理するだけです。

1年間で収支が合えばOK

我が家の家計管理は1年間で収支が合えばOKという大雑把さです。私の生活費用の通帳の残高が年始に例えば100万円だったとして、そこにお給料が毎月入って、生活費などをやりくりして、行事や特別なことでの出費はボーナスから補填して。それで1年が終わったときに、元の100万円のままだったらいいという感じです。

お給料から毎月一定額の貯金を定期でしているので、やりくり費からさらに貯金して節約して……と考えることはしなくても大丈夫というわけです。プラスマイナス0で一年が回ればいいと考えています。

大雑把さんにはおすすめ! 


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紹介した家計管理方法は、私のようにズボラで時間がない人には向いていると思います。実際に、私はこのくらい適当な管理方法でもやりくりできていますし、年間の目標貯金額も毎年クリアしています。ただ、記録として何か家計のことを残したいと思われる方には不向きかもしれません。

パスポートケースは、必要なカード類も収納できますし、見た目もシンプルできれい。クリアポケットが半透明で、ぱっと開いたときに残高がなんとなく把握できてしまうなど便利なポイントがたくさんあります。家計簿を使わずに家計管理をするには、とてもよいアイテムです。


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