疲れている時や時間がない時に頼りたい冷凍食品や惣菜。しかしながら、自分で作るよりは少々割高。食費を抑えるためにも、おいしくて安いものを利用したいところです。お得具合で考えると、冷凍食品と惣菜、どちらを利用するのが良いのでしょうか。実際に商品を購入し、比較してみました!
比較方法
今回はおかずの定番、餃子とコロッケで検証してみました。それぞれ冷凍食品と惣菜を購入し、1個あたりの価格でどちらがお得か比較します。
餃子編
冷凍餃子
今回は某大手メーカーの定番商品を購入しました。袋から出したら冷凍状態のままフライパンに並べ、焼き色がつくまで数分焼けば完成するとっても簡単な調理方法です。
タレにつけていただきます。
焼くのは少し面倒…と思われるかもしれませんが、焼きたてのパリッと食感を楽しめるのは魅力ですね。
たっぷりと入った具材にはしっかり味がついていて、タレは控えめでも十分おいしいです。また、冷凍とは思えないほど皮がもちもちしています。焼いただけでも自分で作ったような感覚になれ、出来合いのものを食卓に出すとき特有の罪悪感も軽減。
こちらの冷凍餃子は12個入りで250円だったので、なんと1個あたり21円の計算に。本格的な餃子がこの価格で食べられるなんて嬉しいですよね。
惣菜餃子
こちらは某大手スーパーで購入した惣菜餃子です。見た目からも具材がたっぷり入っているのがわかりますね。
調理済みなので、食べる前に電子レンジで数分温めるだけ。焼き加減こそ調整できないものの、手軽さはやはり惣菜が一番です。
見た目から想像した通り、中には具材がたっぷり入っています。ニラの風味もしっかり味わうことができ、本格的な餃子の味が楽しめます。今回比べた2商品に限っていうと、1個あたりの大きさは冷凍餃子よりも大きく、惣菜餃子の方がより満腹感を得られます。
こちらは12個で515円だったので、1個あたりは43円の計算に。
というわけで、1個あたりの価格を比較すると以下の通りになりました。
- 冷凍餃子→21円
- 惣菜餃子→43円
冷凍餃子の方が22円お得。焼く手間はかかるものの、この差は大きいですね。ただし、ボリューム感は惣菜餃子の方があったので、そこも加味するとこの金額差は多少縮みそうです。
コロッケ編
冷凍コロッケ
某大手メーカーの定番商品を購入。袋から出したら、多めの油を入れたフライパンに冷凍状態のまま入れます。焼き色が付くまで数分揚げると完成です。
食べるときは、別途用意したソースをつけていただきます。衣はサクサクで、中はホクホク。揚げたてのコロッケはやはりおいしいです。「揚げる」という工程が少々億劫なものの、揚げたて感を堪能できるのは冷凍食品のコロッケならでは。
こちらは5個入りで246円だったので、1個あたり49円の計算になります。
惣菜コロッケ
某大手スーパーで購入した惣菜のコロッケ。冷凍コロッケよりサイズは大きめです。調理済みなので、電子レンジやトースターで数分温めるだけ。別途用意したソースにつけていただきます。
ホクホク食感のじゃがいもがたっぷり入っており、満腹感も得られました。冷凍食品のコロッケと違い、温め直しのみで食べるので冷凍コロッケほど衣のサクサク感は感じられませんでしたが、手軽に本格的なコロッケが食べられるのは時間がない日の食卓にぴったり。
こちらは5個で350円だったので、1個あたりは70円の計算になります。
1個あたりの価格を比較すると、以下のようになりました。
- 冷凍コロッケ→49円
- 惣菜コロッケ→70円
コロッケ編も、ボリューム感は惣菜コロッケの方があるものの、冷凍コロッケの方が21円お得という結果になりました。
比較結果まとめ
餃子とコロッケでそれぞれ比較した結果、どちらも冷凍食品の方が1個あたりの価格は安いということがわかりました。価格の差は20円ほどと少額でしたが、家族分買うとなると大きな差になりますね。
価格を比較すると冷凍食品の方が安いものの、味は両者ともにばっちり。少し手間をかける余裕があれば冷凍食品、なければ惣菜といった風に使い分けるのもおすすめです。どちらもすぐに食卓に出せるので、忙しい時や疲れている時の強い味方ですね。ぜひ今後の買い物の参考にしてみてください。
※価格は購入時のレシートを参考にしています(全て税込、小数点以下は繰り上げ)。
※店舗、商品によって価格に差はありますのでご了承ください。