
台風の日にコロッケを食べる「台風コロッケ」をご存知ですか。インターネット上の謎習慣ですが、過去にネット上での「台風が来たからコロッケを食べよう」という書き込みが盛り上がり、その後徐々に広まっていきました。そしてネット上だけにとどまらず、昨年には「イオン」が台風上陸に備えて、コロッケを増量生産して注目を集めました。これからの台風シーズン、買ってきた惣菜コロッケを食べるのもよしですが、暴風や大雨で外出が困難になることも予想されますよね。そんな時には事前に食材を準備しておき、お家でコロッケ作りはいかがでしょうか。レシピブロガーのゆきりちがおすすめレシピをご紹介します。
レシピ1: 「エビフライ?パイナップル?ウインナーコロッケ」

外出もままならない台風接近や通過時は、少しでも家の中では明るく食事をしましょう! ということで、なんともかわいい見た目のコロッケです。ウインナーが反り返って、エビフライやパイナップルのようにも見えるコロッケです。子どももびっくりしてくれること間違いなしですよ。
食材(2人分)
じゃがいも 2個(約250g) / ウインナー(少し長めのもの) 6本 / マスタード 小さじ1 / 塩 少々 / こしょう 少々 / 揚げ油 適量
衣(小麦粉 適量 / 溶きたまご 適量 / パン粉 適量)
作り方
1. じゃがいもは皮をむき、一口大に切る。耐熱ボウルに入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)に5分間ほどかける。ウインナーは、縦1/3の部分まで切り込みを入れておく。

2. 1のじゃがいもをつぶし、マスタード、塩、こしょうを混ぜる。

3. 2を6等分し、ウインナーの切り込みが入っていない部分を包む。

4. 包んだ部分に小麦粉、溶きたまご、パン粉の順に衣を付けていく。

5. 揚げ油を180℃に熱し、4を3分ほど揚げて完成。

レシピ2: 「ツナじゃがうずらコロッケ」

続いて、切った断面がかわいいコロッケ。子どもが好きなツナを使っています。
食材(2人分)
じゃがいも 2個(約250g) / ツナ(缶詰) 1缶 / うずらのたまご(水煮) 6個
塩 少々 / こしょう 少々 / マヨネーズ 大さじ1
衣(小麦粉 適量 / 溶きたまご 適量 / パン粉 適量)
作り方
1. じゃがいもは皮をむき、一口大に切る。耐熱ボウルにじゃがいもを入れ、ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)に5分ほどかける。

2. 1をつぶして塩、こしょうし、汁気を切ったツナとマヨネーズも混ぜる。

3. 2を6等分にし、うずらのたまごを包む。うずらの形に合わせて少し縦長に成形する。こうすることで、カットするときに包丁を入れる方向がわかり、うずらの断面がきれいに出るようにカットできる。

4. 小麦粉、溶きたまご、パン粉の順に衣を付ける。

5. 揚げ油を180℃に熱し、4を3分ほど揚げて完成。

レシピ3: 「かぼちゃのスコップコロッケ」

最後は、揚げずに焼くだけのスコップコロッケです。みんなで取り分けて食べるのが楽しいですよ。表面がサクサク。かぼちゃの甘さで子どもがパクパク食べてくれるコロッケです。
材料(2〜3人分)
かぼちゃ 小1/2個(約500g) / 豚挽き肉 200g / 玉ねぎ 1/2個 / プロセスチーズ 約30g
塩 小さじ1 / こしょう 小さじ1 / ナツメグ 適宜 / オリーブオイル(炒め用) 大さじ1/2
トッピング(オリーブオイル 大さじ1/2 / パン粉 1/2カップ / 粉チーズ 適量)
作り方
1. かぼちゃは種とワタを取り、耐熱ボウルに入れる。ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)に5分ほどかける。柔らかくなったら、皮を取ってつぶす。皮は後で使うため、捨てずに取っておく。

2. オリーブオイルをフライパンで熱し、豚挽き肉とみじんぎりにした玉ねぎを中火で炒め、火が通ったら塩、こしょう、ナツメグを入れる。

3. 2を1と混ぜ、さいの目切りにしたプロセスチーズを入れてさらに混ぜる。

4. 3を耐熱皿に敷き詰める。

5. オリーブオイル(トッピング用)を大さじ1/2かけて混ぜたパン粉、粉チーズを4の上にかけ、飾りつけとして取っておいたかぼちゃの皮を小さく切って上にのせる。

6. オーブントースターで表面がきつね色になるまで4分程度焼く。

台風で憂鬱な日も、こんな変わり種コロッケが食卓に並べば少しは気持ちも晴れそうです。台風による被害が出ないことを祈りつつ、おいしい自家製コロッケを楽しんでみてはいかがでしょうか。台風コロッケ、ネット上の謎習慣が一般に広まる日も近い!?