starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【阪神】大山悠輔、反撃の2打席連続打点 7月はリーグ1位打率4割2分9厘、2位タイ8打点


阪神対ヤクルト 5回裏阪神無死満塁、大山は右犠飛を放つ(撮影・宮崎幸一)

<阪神3-6ヤクルト>◇11日◇甲子園

ジメッと蒸し暑い甲子園に、乾いた音が響いた。阪神大山悠輔内野手(30)が0-6の4回無死一、三塁、中前適時打で反撃開始の号砲を鳴らした。節目の記録に近づく一打。5回は右犠飛で2打席連続打点もマークした。

「明日(12日)の試合がすごく大事になってくる。個人的にもそうですし、もう1回チーム一丸となって勝ちに向かっていきたい」

頼れる5番打者は12連勝を逃した直後、すぐさま視線を次戦に向けた。

4回は今月2度目のクリーンアップ3連打を決めた。森下、佐藤輝の連打でチャンスメーク。大山は初球の151キロ速球を捉えた。打球は瞬く間に中堅手の前へ。ビハインドを5点に縮めた。完敗ムードが漂っていた本拠地で、虎党の顔色を生き返らせた。

4点を追う5回は3者連続四球で無死満塁。またも初球の149キロ速球を捉えた。今度は右犠飛。8日広島戦以来3試合ぶり、今季4度目の2打席連続打点だ。この日は勝利につながらなかったが、流れを変える働きが際立った。

4回の適時打はプロ通算996本目の安打。1000安打達成まで残り4本とした。プロ入り9年目の主軸。節目の記録を達成すれば、さらにチームが勢いづくのは間違いない。

6月まで月間打率はすべて3割未満だったが、7月は現時点でリーグトップの打率4割2分9厘、同2位タイの8打点。勝負の夏場に入り、状態を上げている。

「勝ってこそ。そういう意味では反省すべき点の方が多い」。試合後、クリーンアップ最年長は言葉に力を込めた。連勝は11でストップ。次こそは勝ちにつながる打点をたたき出す。【塚本光】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.