「自分で育てた野菜を食卓に出したいけど、畑や庭がない…」そんな方でも、プランターがあれば気軽に家庭菜園を始めることができるんです。
特に春は、出回る種や苗の種類が多くなるので、家庭菜園の始め時!
今回は、ベランダ家庭菜園に欠かせないプランターの選び方を教えちゃいます。
お子さんと一緒に水やりや収穫をするのは食育にも繋がるので、ぜひこの機会に家庭菜園にチャレンジしてみてくださいね♪
プランター選びのポイント
気軽にできるプランターでの家庭菜園♪
でも実際にホームセンターに行くとたくさんの種類のプランターがあって、どんなプランターを選べばいいのかわからなくなってしまいます。
おいしい野菜を育てるために、プランターはきちんと選びたいですよね。
今回は、プランター選びのコツをご紹介!家庭菜園を始める参考にしてみてくださいね。
素材
陶器製や木製、金属製などのプランターもありますが、家庭菜園におすすめなのはプラスチック製!
家庭菜園は野菜を育てることが目的なので、土の量が多くなってしまって全体的に重くなってしまいます。
プラスチック製のプランターはプランター自体が軽いので、全体の総重量が軽くなって移動などの際に楽に運ぶことができますよ。
更に、プラスチック製のプランターは、水分が側面から蒸発しにくいので、野菜の成長に必要な水分を逃しません。保水性が高いので水分のコントロールがしやすい素材なんです。
また、プラスチック製は他の素材に比べて価格もリーズナブル。
気軽に始めるには最適な素材と言えるのではないでしょうか♪
大きさ・サイズ
野菜は根を張って成長をする植物。そのため、花や観葉植物などのガーデニングよりも、多くの土・肥料・水分が必要になります。
つまり家庭菜園に向いているプランターは、ある程度の深さが必要!
育てる野菜に合わせて、15~25リットルのプランターを選びましょう。
余裕を持った大きさのものを選ばないと、生育不良や根腐れなどのトラブルの原因にもなるので、次の目安を参考にして選んでみてくださいね♪
育てる野菜別:プランターのサイズ
【葉もの】
リーフレタス、サンチュ、ほうれん草、大葉など
深さが25センチほど必要
【実もの】
ミニトマト、ナス、ピーマン、きゅうりなど
直径・深さともに30センチ以上は必要
【根菜】
かぶ、にんじん、ミニ大根、にんにくなど
深さが30センチ以上必要
水はけ
野菜を育てるのに水は不可欠。しかし余分な水分が溜まってしまうと、根腐れを起こしてしまいます。
すのこのついた、水はけの良いプランターを選ぶことが、おいしい野菜を育てるコツです♪
すのこが取り外し可能なタイプになっている製品も多いので、きちんと見て購入してくださいね。
また、排水穴が側面に付いているタイプだと、底からの害虫侵入も防ぐことができるのでおすすめです。
支柱
トマトやきゅうり、ゴーヤなどの実もの野菜は、生育に支柱が必要。
つるに巻きつきながら成長していくため、プランター家庭菜園でも支柱が不可欠です。
支柱を使うことで、害虫が発生しにくくなったり、葉や実に日光や水がまんべんなく当たって成長を促す効果が出たりします。
しかし、プランターでは支柱が倒れやすいという欠点が…。
そんな時は、支柱ホルダーのついたプランターがおすすめですよ。
プランターはホームセンターでGETしよう
ここまでプランターの選び方をご紹介しましたが「やっぱりちょっと自分で選ぶのは不安」という方もいらっしゃいますよね。
そんな時はお近くのホームセンターに行ってみましょう。
色々なサイズ・素材のプランターが揃っていて、店員さんが選び方のアドバイスもしてくれるのでとっても心強いです!
またホームセンターでは野菜の種や苗も少量から買えるので、一石二鳥ですね。
自分で育てた野菜を食べよう♪
自分で育てた野菜を食卓に並べられた日は、何だか感動。
実際に自分たちが野菜に水やりをしたり収穫をしたりしたことで、野菜嫌いを克服することができる子どもいるんだとか!
おいしい野菜を食べられる上に、家庭での会話が弾むきっかけにもなる家庭菜園♪
これを機に、家庭菜園を始めておいしい野菜を育ててみてくださいね。