黒霧島や赤霧島で知られる霧島酒造が東京・新橋に5日間限定のポップアップショップ『〜霧島ほろる 霧島するる〜ちるる酒場』をオープン。昨年9月、約20年ぶりに発売した麦・米焼酎「本格麦焼酎 霧島ほろる」「本格米焼酎 霧島するる」と、それぞれの焼酎に合う料理のペアリングが愉しめるとあって、3月19日のオープン初日には多くの人が訪れて賑わいを見せた。
JR新橋駅の烏森口からわずか3分の場所に出現した『〜霧島ほろる 霧島するる〜ちるる酒場』。
店内は「本格麦焼酎 霧島ほろる」と「本格米焼酎 霧島するる」のイメージを意識した“森”を感じられる空間になっており、一角には足湯も2台設置。お湯の中に霧島ほろるが入った「ほろるの湯」と、霧島するるが入った「するるの湯」に浸かれば、果実を思わせる焼酎の香りに包まれ、ゆったりとした“チル”るひとときを過ごすことができる。
足湯には、癒しを求める女性客が殺到。記者をはじめとしたおじさんは、さすがに一緒に足を入れる勇気はなかったが、うら若き女性たちが足湯に浸かるそばにいるだけで癒し効果が感じられそうだった。
提供されるセットメニューは「本格麦焼酎 霧島ほろる」が燻製専門店『POSSE(ポッセ)』の燻製盛り合わせとフライドオニオンをトッピングしたポテトサラダ、「本格米焼酎 霧島するる」が『日本橋・神茂(かんも)』のおでん3種盛り合わせと鰹節&醤油を混ぜ込んだポテトサラダ。焼酎はロックや水割り、ソーダ割りなどが選べる。写真のロックを見るとわかるが、グラスの中の焼酎の量はハンパなく多い。さすがメーカー直営、太っ腹。料金はセットが共に税込800円。焼酎のおかわりは一杯400円と、超良心的な価格。
カウンターの向こう側から立ちのぼるおでんの香りで、期待感は否が応でも爆上がり。3月半ばとはいえ、まだまだ寒さが抜けない東京では、おでんは最高のお供かも。
期間中は、霧島酒造の開発担当者が焼酎に関する質問に答えてくれる。<マイスター>のタスキをかけた人を見かけたら声をかけて、製造方法やおいしい飲み方などを質問してみよう。きっと明日からの家飲みに活かせるはずだ。