『BALMUDA The Pot』が届いた。いままで編集部でコーヒーを淹れる際、電気ケトルでお湯を沸かす → ドリップポットに移す → 注ぐという手順を踏んでいたものが、コイツなら一本化できる!……ということで導入した次第です。ざっくり特徴をまとめておきましょう。
まぁ、デザインの良い、普通の電気式ドリップポットなわけですけど。
電源コードの長さは1.3m
電源ベースの電源コードの長さは1.3m。ベースの裏側に巻きつけるタイプです。
沸かせる湯量は「200ml〜600ml」
沸かせる湯量は200ml〜600ml。200mlより少ないと空焚き状態になってしまう&600ml以上だと吹きこぼれのキケンがあるということなのでご注意を。
湯沸かし中はランプが光る
取っ手の先にランプが付いておりまして、電源スイッチをONにすると点灯します。小粋なギミック。間接照明くらいの部屋だとかなり雰囲気出ます。
水600mlの沸騰時間は約3分
ほぼ常温の水600mlの沸騰時間はおよそ3分。ちなみに200mlだと1分20秒ほどでした。定格消費電力は1200W。
保温機能はナイ
沸騰後、電源は自動オフになります。保温機能はないので、コーヒーを淹れるなり、カップラーメンを作るなりする際は、自分なりに湯温を把握しておきましょう。保温機能付きを望むなら、ハリオの『パワーケトル・ヴォーノ』がありますよ。
結論 → やっぱりラクチン
バルミューダで淹れるコーヒーは格段にうまい! なんてことはありませんし、機能面で他社製品より突出した点があるわけでもないのですが、mitok編集部のハンドドリップ環境は格段に効率化されて満足。それにシンプルなシルエットのデザインは白眉ですし。ただ、純粋なドリップポットに慣れていたせいか、わりと重く感じたので(本体だけで600グラム)、注ぐ湯量を繊細に調整するには慣れが必要かな。これから使い倒してやりますかね〜。
そういえば、バルミューダのオリジナルブレンドというドリップバッグ『BALMUDA The Blend』が3つ同梱されていました(非売品!)。2016年の世界バリスタチャンピオンシップ準優勝の岩瀬由和さん(REC COFFEE)がバルミューダのためにブレンドしたものだそう。緊張が解けるような、若干フルーティな味わい。酸味・苦味・コク・香り・甘み、諸々バランスのとれたブレンドでした。
『BALMUDA The Pot』の最初の一杯にいいかもしれません。
カラーはブラックとホワイトの2色。価格は11,880円(税込)ですよ。
バルミューダ 電気ケトル BALMUDA The Pot K02A-BK(ブラック)
<参考リンク>
・バルミューダ|BALMUDA The Pot